ヘンデル メサイア演奏会

先日、メサイア演奏会に行ってきました。
ヘンデルのメサイアが好きでCDを買い、中学・高校と何度も聞いていたので、演奏会が始まった時は、嬉しくてウルウル。静謐に始まる最初が好きなパートでもあるので。

私立大学主催の演奏会の為、チケット代はビックリするほど良心的でした。
席も前の方で、ステージの音や様子が、手に取るようにわかる位置です。
隠岐彩夏さんを始めオペラ歌手の方は、4人が出演されていました。
隠岐さんのソプラノが本当に心地よい声で、天使に祝福されている声ってこんな声ではないかしら、と何度も思うぐらい。
チェンバロ奏者の大藤玲子さんも演奏されていて、チェンバロの音がいかにも「メサイア」という感じです。

実家の宗教は仏教で、全然キリスト教に造詣がある訳ではないのですが、純粋に音楽としてこの曲が好きなので、クリスマス前の自分への素敵なプレゼントになりました。

演奏会の一番初めに、チャプレンが祈りを捧げる時間がありました。
現在、世界の各所で続いている争い(戦争)で苦しむ人々の為に、会場にいる人々が祈りました。
演奏会を会場で聴ける日常が、幸せなことであるのを改めて思い、世界中で起きている争いの一刻も早い収束を願わずにはいられませんでした。

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