ChatGPTプロンプトエンジニアリング育成プログラムのテキスト
今回は、プロンプトエンジニアリングのチューターを育成して、最終的にChatGPTを活用して開発するエンジニア(プログラマー)育成プログラムを準備し、実際、私が住んでいる熊本で開校したいと思い、準備を始めることにしました。
ここから先は、ChatGPTを活用してチューター育成プログラムカリキュラムを作成していきます。この投稿を読み終えることができたら、ある程度の人がプロンプトエンジニアリングができるようになり、そして、この投稿を育成プログラムのテキストとして今後も活用していくことを目指します。
テキストの使い方
ChatGPTを立ち上げ、テキスト中の prompt: に続く文章をコピーしてChatGPTに質問してみてください。
そして、時々、気になることをこのテキストを参考にしながら、プロンプトで遊んでみるのもよいと思いますし、質問の内容を少し変えて聞いてみたりしながら感覚を掴んでください。
また、ChatGPT Model: GPT-4 の引用文と実際にChatGPTを使いながら試す場合は、引用文と実際のAIからの返事の違いをみてみるのも良いでしょう。
では、早速始めましょう。
ChatGPTを使ったカリキュラム構成作成
まず、一緒に、カリキュラム案の作成にとりかかりたいと思います。ちなみに、このイントロダクションは、案作成後に書いています。この章の作成時間は約2時間ぐらい費やしています。あっという間で、楽しくできました。
また、この分野に精通している方は、この構成案やGPTとのやりとりを眺めると、あぁ、そんな感じね、と伝わるのかなと思っています。
まず、以下の質問から始めましょう。
prompt: プロンプトエンジニアリングって何ですか?
読んだ感じ私の理解とほぼ一致しているとAIより偉そうに回答を評価してみました。ただ、専門的な用語もあり、次の質問を投げかけてみた。
prompt: プロンプトエンジニアリングについて用語解説と合わせて子どもにもわかるように説明して欲しいです。
さらにわかりやすくなったかなと思います。プロンプトエンジニアリングのチューターを目指している方へ意味が多少伝わったかなと思います。
続けて次の質問です。
ちなみに、返事が長くなり途中で内容が途切れた場合は、
prompt: 続けて
prompt: 終わりまで
などと入力すると最後まで返事が帰ってきます。
話をもどしますが、
prompt: つまり、プロンプトエンジニアリングを簡潔に説明すると?
ということになります。プロンプトエンジニアリングのことがある程度わかったという前提で、続けて、プロンプトエンジニアリング育成プログラムのカリキュラム作成の準備をChatGPTとやってみたいと思います。
カリキュラムの期間の長さなど別に色々と尋ねてみたところ、次の質問の回答がしっくり来たので、その内容をカリキュラムのアウトラインとし各項目ごとのテキストの準備を進めたいと思います。
prompt: プロンプトエンジニアリングのチューター育成をしたい。カリキュラム案を作成して欲しいです。あと、学習期間も合わせて教えてください。
カリキュラム案
よく読み進めると、結構ボリュームもあり、味付だったり修正をしていく必要はあるかなと思える内容でした。また、テキスト化せずにチューターを目指す方々に個人的にまかせてもよいことがあるのかなとも思いました。なので、頭の整理がてら、カリキュラムの項目ごとの目的の分類をお願いしてみて、その内容をみて最終的にどうするか判断することにします。
この辺りは、人間がやったほうがよい作業かなと思います。
prompt: 3ヶ月カリキュラムの項目を目的別に分類してみて欲しいです。
きれいに整理されていて、見通しよくなった感じがします。ちょっと欲張って、もう少し簡潔にまとめてもらえないか尋ねてみます。
prompt: もう少し簡潔にできますか?
ここまでまとめると、なんとなくエッセンスが見えてきた印象があります。カリキュラム構成案からなんとなく、どんな内容ででどんな事をやろうとしているのかぱっとイメージが湧いてくる感じがします。
更に欲張って、開校するあたって、このカリキュラムの概要を後でプロモーションなどに使うために、「ついでに」に尋ねておこうと思います。
prompt: このカリキュラムでチューター育成スクールを開校する予定ですが、プロモーションに使う文が必要です。このスクールの魅力を伝えるプロモーションの文を3つ短い文、中程度の文、長目の文で作成してみてもらえますか?
なるほど、使えそうなフレーズやワードがあるので、今後の参考にしていこうと思います。ここまで、ChatGPT使ってカリキュラム構成を作成してきているので、その「コンテキスト」(文脈、話の背景)もあるので、この様なプロモーション文案になったのかなと思います。
対話中の途中で、必要に応じて、この様な作業を依頼することも有りなのかなと思います。この「ついでに聞く」こともプロンプトエンジニアリングの一つなのかなと思います。
ここまでの作業は約1時間かかりました。1時間である程度のカリキュラム構成案とついでにプロモーションの文案も幾つか準備できたので、だいぶ時間節約できなのかなとは思っています。また、ChatGPTというお供と一緒に作成した感じがあり、一人でモクモクと画面に向かって考えるよりストレスも少なく、むしろここまで準備が楽しくできたのかなと感じています。
各カリキュラムの項目ごとのテキストの準備を始めたいと思いますが、実際カリキュラムに使う構成は、今までの構成から抜粋して具体的なテキストを作って行こうと思います。
基本知識の習得
NLPとAIチャットボットの基礎
prompt: NLPとAIチャットボットの基本を子どもにでもわかるように例文など用いて説明してください。
とくに、難しいことはいっておらず、わかりやすい印象ですね。
続けて、、、
プロンプトエンジニアリングの概念
prompt: プロンプトエンジニアリングの概念と目的を子どもにでもわかるように例文など用いて説明してください。
これも特に問題なしかなと思います。
基礎知識編の習得の理解度を測るためのテストをChatGPTに作成してもらい、各々で理解できたか確認できたらと思いますので、問題を作成してもらうことにししました。。
prompt: 基本知識の習得ができたかどうかテストをしたいと考えています。そのテストの問題を選択式3問と記述式1問を作成してくさい。選択式は3択で、記述式は答えが明確に説明できるような問題にしてください。
続けて、問題の答えと例文も作ってもらいました。
prompt: この問題の答えと記述式の回答例文を教えてください。
多分、使い方のポイントとして、Chat利用者が独自に学習を進めていける様子がわかりますよね。問題を作ってもらって学習具合を自身で評価できるっていいですよね。苦手内容があれば、そこを重点的に学習するための解説や問題をお願いしいてもよいかなと思います。
これも、一つのエンジニアリングスキルになるのかなと思います。
スキル習得と実践
みなさんが気になりそうな項目なのかなと思ったので、修得と実践はわけてテキストを準備してみたいと思います。
曖昧さの排除と明確なプロンプトの作成
prompt: プロンプトエンジニアリングのスキル習得目的とし、曖昧さの排除と明確なプロンプトの作成するためにはどうしたらよいですか?
prompt: 上記のステップの実践のかから、最も効果的な練習は何ですか?また、普段できることは何ですか?
手直しがほとんどいらない印象ですね。
prompt: 上記を意識した具体的なプロンプト入力例を3つください。また、その入力の意図、つまり、何を理解してもらいたいかも含めて教えてください。
では、実際に入力例をpromptに入力してAIとやりとりをしてみてください。
どんな返事がありましたか?ここまでが「曖昧さの排除と明確なプロンプトの作成」になります。
コンテキストの提供
prompt: プロンプトエンジニアリングのスキル習得目的で、コンテキストの提供するためにはどうしたらよいですか?
prompt: 上記、1から4の具体的なプロンプト入力例を交えて子どもでもわかる優しい言葉で教えてください。
ChatGPTを実際使いながら演習をすると、プロンプトエンジニアリングが何となくわかった気になってきてはいないでしょうか?
個人的には、次のスキルは、AIの返事をアウトプットを整形できるので、仕事にも使えるのではないかと思っています。
回答の形式やスタイルの指定方法
prompt: 期待する回答の形式やスタイルの指定方法の具体的なプロンプトの使い方の例を3つと返答例とそれらの解説を教えてもらえますか?また、どんな回答の形式やスタイルがあるかわかるように表にしてもらえますか?
最後に形式が表ではなく一覧で帰ってきたのですが、他にも形式がありそうなので、続けて訪ねてみることにします。
prompt: 例を3つではなくて、全て教えてもらえますか?
他にもありそうなので、少し深堀りしてみます。
prompt: 他に考えられる形式を幾つかお願いします。表やコードなどを尋ねる形式などあるかと思います。
この様に、色々と考えられるようです。続けて、実践で活用できそうなイメージをもちたいので、念の為、AIに尋ねてみて実践に役立てそうか眺めて見ます。
prompt: 業務で役立つ形式のお勧めて使い方例をおしえてください。
なるほどなといった感じでしょうか。次に、プロンプトの試行錯誤と改善
と実践的なプロジェクトと応用についてやっていきましょう。
プロンプトの試行錯誤と改善と実践的なプロジェクト
カリキュラム案の下記の項目になります。
prompt: 6. プロンプトの試行錯誤と改善 (2週間) 6.1 効果的なフィードバックの収集方法 6.2 プロンプトの改善プロセス7. 実践的なプロンプトエンジニアリングプロジェクト (2週間) 7.1 現実的なシナリオに基づくプロンプトエンジニアリングの実践 7.2 チームワークやコラボレーションを通じたプロンプトの最適化について、具体的な内容と例を教えてください。
こちらもなるほどといった印象ですね。
まとめ
ここまで、色々とChatGPTを使ってプロンプトエンジニアリングについて学習してきました。
私自身、ドキュメントワーク、メールの対応、予定の調整、プログラミング、文書作成など、自然言語を使った情報処理作業業務が多々あります。
プロンプトを使いこなすことで、業務に費やす時間がかなり圧縮できたので、新たな学習などができるようになりました。その結果、このnoteも作成できています。
ちなみに文書作成作業とプログラミング作業時間が圧倒的に圧縮できました。
実際、私のように恩恵が受けられそうな仕事をしている方は必須のスキルなのかなと思います。
カリキュラムとテキスト作成という課題を通じてプロタイプエンジニアリングの演習することで、AIと少し仲良くなれた気分になってもらえるとよいのかなと思っています。
今度は、実際にプロトタイプエンジニアリングのみでプログラミングというか開発をする演習みたいなテキストを作成できたらなと思っています。
最後に、色々と試してみる!が一番学習が進むと思います。間違った情報を掴まされないこととなど多少気をつける必要があると思いますが、適切にこおエンジニアリング(技術)を身につけると、そういったリスクは軽減できるのかなとは思います。
是非、使い倒してみてください!