【今日のニュース11/8】ソニー、プラ梱包全廃へ 紙・竹素材に

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC270PT0X21C22A0000000/

ソニーは商品の梱包材でプラスチックを全廃する方針だ。まずは23年度にスマートフォンなど、重さ1キログラム以下の小型商品から始め、将来的にはテレビなども脱プラ化をやめる。代わりに紙箱や、自社開発の竹を使った新素材を使用する。

国内電機大手で初となるプラ梱包全廃の宣言だが、海外企業は先をゆく。例えばアップルは25年度までに全商品のプラ梱包全廃を掲げており、家具大手のイケアは25年までに新商品、28年には既存商品も含めプラ使用を取りやめる計画だ。

日本のメーカー大手の中でも世界ブランドを確立させているソニーが、日本企業の脱プラ梱包を先導するのは必然のように思える。「プラスチック資源循環促進法」が4月に施行され、コンビニなどで食器など、使い捨てプラ製品の使用削減が進んでいる。先日マクドナルドでもストローが紙製に変わったが、これは相当不評のようだ。その点梱包材は脱プラ化しやすいとも言える。無理やりプラ削減を推し進めるのではなく、技術革新とともに使い心地を損なわない脱プラ化が進んでほしいと願う。

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