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現時点版「以信代慧の人間論」要素メモ

■問題意識

○ふたつの仮想論敵──俗流合理主義と反知性主義
○知ることと信じること(大乗非仏説論、御遺文偽書問題、天動説・地動説、「信じていればコロナには罹らない」)
○「慧に堪えざる」人間像と現代社会
○「信を以て慧に代ふ」「信は慧の因」の可能性の探究

■探求の範囲

○日蓮聖人御遺文の範囲
○天台教学
○その他の仏教(倶舎論、テーラワーダ、龍樹etc.)
○仏教以外の宗教
○その他の学問分野(心理学、行動経済学、情動論、科学哲学、反知性主義etc.)

■信とは何か(多義性の確認)

○ヌミノーゼ、聖なるもの
○大乗起信論
○法華経における信

■人の本性にある「非慧」

○慧のない状態(五見、三毒、三惑、反知性主義、ニセ科学、陰謀論etc.)
○行動経済学(システム1・2/ナッジ)
○哲学(情動論)
○生理学(ソマティック・マーカー仮説)

■慧とは何か(多義性の確認)

○慧の効果(「慧のない状態」の停止)
○慧の獲得方法(瞑想修行、教育学、クリティカルシンキング、学術トレーニング、懐疑主義)

■信と慧の対立──宗教の内と外

○涅槃経四依
○知性と反知性
○オウム真理教のテロ、妄信による閉鎖性と攻撃性
○合理主義による宗教否定(ドーキンス、中村)
○科学の土俵に立つ宗教(インテリジェント・デザイン説、「科学が把握しているのは世界の一部に過ぎない」)
○宗教の土俵に立ち、その「外」へ向けて語ること

■信と慧の相生──「非慧」の制御

○三諦円融、相待妙・絶待妙
○南無に南無する

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