泳ぐ(2022.9.26)

在宅ワーク終了後、心のモヤモヤが晴れず区民プールへ泳ぎに行った。

電動バイクで10分程度の距離にあるプールが21時まで空いていたので、チャッと準備して出発。

思えば東京に来てから泳いでいなかったと気づく。

受付をして、水着に着替え、プールに入る前のシャワーを浴びる。

プールに入る前と上がった後の暖かいシャワーが好きだ。普段の体を洗うためのシャワーと異なり、どうしてあんなにも心地よいのだろうか。

25mのレーンが6つほどあり、人はまばらで1人につきほぼ1つのレーンが丸ごと与えられていた。

簡単にストレッチをして泳ぎ始める。水温は丁度良く気持ちが良い。

平泳ぎ、クロール、背泳ぎ、バタ足。バタフライは小学生の頃出来たが今はもう出来ない。

粛々と50m〜100mずつ泳ぐが、クロールが兎にも角にも疲れる。こんなに大変だっけ!?って位に疲れて、泳ぎ終えた後しばらく動けない程だった。

小学生の頃にプール教室に通っていた時は1時間以上泳ぎ続けていたと思うのだが、あまりの疲労感に30分もたたずプールから上がってしまった。

バタフライの泳ぎ方も、あの頃の体力も無くなってしまったが、プールの青さ、サイドのベンチ、天井に掛けられた旗など、プールを構成する要素は変わっておらず安心する。ただ採暖室は封鎖されており、未だ禍中にいることを思い出す。

最後の方はフリーゾーンで適当に泳いだり潜ったり歩いたり、水の音を聞いたりと水中を堪能した。改めて考えるとあんなにも多量の水の中を動き回るなんて、なんと贅沢なことなんだろう。

水泳帽を取って暖かいシャワーを浴び、更衣室でゆっくりと着替えてから外に出る

彼岸明けの20時は涼しく静かな風が吹き、虫の気配がした。

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