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『虐待児の詩』　青い鳥の記憶

緒頭苫法界

「純真無垢な遠い空」

黍嵐に　波打つ
深緑の　草原に　寝転んで

青空を　渡る風に　目を凝らした

真白き雲は　風任せ
そんなら　おいらも　風任せ

##純真無垢な遠い空

過ぎたことなど　置き去りに
先のことにも　憂慮せず

この刹那を　流浪する

##今を生きる

風と　気の　向くままに・・



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