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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「僕は 秘密諜報員」


生き続ける
意味を探して 夜を越える

夜の静寂に 答えなど無く
夜明けの 日差しは 答えのフリをする

なにも考えず
身支度をして 駅へと向かう

始発列車にて 鮨詰めを避ける

唯 目を瞑り
イヤホンの中へと 潜り込む

僕は 秘密諜報員

##彼の世から此の世をスパイ




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