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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「月に祈りを 献げていた」


月に祈りを 献げていた

神など 信じちゃいない
息をするのが 辛かったから

満月が 凡てから開放してくれる
根拠もなく そう信じてた

なにも変わらなかったけど
祈っている間は 誰かに守られている

そんな気がしたから・・

##六歳児の苦悩

月に祈りを 献げていた




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