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『虐待児の詩』　青い鳥の記憶

緒頭苫法界

「己の鎖は己で壊せ」

素朴で　素直だった　君は
メトロポリスに　呑み込まれた

都会は　親切な仮面を被った
田舎者の　集合体

溢れる夢が　汚い街を　覆い隠す

蹴落とされた奴らが
蹴落とす側に　変わってく

甘い言葉に　振り回されるな
苦言を云うやつは　信頼できるかも

##己の鎖は己で壊せ



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