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『虐待児の詩』 独り辿る家路

「独り辿る家路」


薄曇りの 淡いオレンジ色の空に
コウモリが 群れを成して 飛び去った

訳のわからぬ 心の葛藤に
右往左往している 僕を あざ笑うかのように

この こころの痛みを
お前は きっと知っているのだな・・

泣きたい気持ちを ぐっと堪えて
早足で 独り辿る家路にて

##こころ掻きむしられる夕暮れ



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