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出産が近づいた今の気持ち


「出産はまさに命がけの行為であり、
      大きな責任を伴うものである。」


現在、私はつくづくこの言葉をかみしめながら、過ごしているのであります。
第一子を産み、第二子を妊娠中の私は、1歳半の子どものお世話をしながら、自分の体を労る日々を送っています。

第一子を妊娠したときは、それはそれはつらいつわりと、切迫早産への不安に悩まされました。
それでも、ひとつひとつクリアしていき、無事に出産という偉業を成し遂げた後は、深い満足感を味わいました。母親になった自覚や自信、赤ちゃんへの愛情が自然とわいてきて、この子を一生かけて守ろうと強く決意したことを今でもはっきりと覚えています。



そうして、母親1年目がスタート。
無事に生まれてからは、それまでの生活がガラリと一変しました。
睡眠時間が足りない、ご飯をゆっくり食べられない、テレビも趣味の読書もできない。化粧する余裕もなく、昼夜問わず授乳におむつ替え。

ガラスのように今にもこわれそうな小さな体を恐る恐る抱き上げて、
授乳は足りてるか、
黄疸はないか、
うんちはちゃんと出ているか、
沐浴後に体は冷えてないか、
爪はのびてないか、、、
小さな変化にも敏感に察知しようとそれはもう必死でした。全てが初めてのことで、寝不足や腰痛、腕の筋肉痛、手の関節が硬くなる謎の症状(出産1年後いきなり治る)をかかえながらも育児する日々。
それでも、生まれた我が子のお世話をしていて、圧倒的な「生」を感じたことは今でも鮮明に覚えています。小さな体で一生懸命に母乳を飲もうとする姿は「生きることは正しい」と強く訴えかけているようで、たくましさを感じました。

みゃーみゃーと泣く声が、あーん、あーんとしっかりとした泣き声になった頃、新生児特有の匂いがなくなり、少し寂しさを覚えたあの日。
ころんとしたまるまるの体で初めて寝返りを打ってニコッと笑ったときのあの笑顔。
初めて「ママ!」と言って、後ろから抱きついてきてくれた時のあの喜び。
そんな我が子の変化は、育児の疲れを全て吹っ飛ばすだけの威力を持っています。


最近、ニュースにおいて子どもの養育費がかかる、保育園の待機児童が増えるなどの報道ばかりが目立ちます。確かにそうかもしれませんが、私自身子育てをして実感するのは、子育てのデメリットばかりではありません。


子どもを産み育てるというのは、子どもからの
無償の愛を手に入れられる。何ものにも代えられない大きな幸せや人生の楽しみを得ることができることだと思います。
まだ母親として1年と少ししか経ってない私ですが、子どもと過ごす時間は毎日が宝物です。子どもとべったりと一緒にいられるのはこの時期だけ。時に育児が大変だと思えても、後から振り返れば、幸せいっぱいの時間になっているんだろうなと思えるのです。 


今、2人目の命がここにあります。

「出産はまさに命がけの行為であり、
    大きな責任を伴うものである。」

子どもが産まれるというのは
まさに
「人生の大事件!」
出産予定日まであとわずかですが、無事に出産を乗り切りたい!出産の痛みは、都合よく忘れてくれているので、あとは、ぶっつけ本番で挑みます。


無事に頑張って生まれてきてくれたら、第一子と共に親として責任をもって育てていきたいと思っています。
子どもが20歳になって自分を見た時に、尊敬できる面がひとつでもある親になれますように。


今まではウォーミングアップ。
私の出産&育児奮闘はこれからです。