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かむいこたん-あさひかわし
油絵 F4号  横333x縦242 2022年10月制作

神威古潭


NHK連続テレビ小説の第7作目「旅路」は、1967年(昭和42年)4月から翌年3月30日まで放送されました。
平岩弓枝原作で最後の白黒放送でした。
主演、横内正、日色ともゑ、平均視聴率は45.8%、最高視聴率は56.9%。

旭川郊外の神居古潭を舞台に、国鉄職員とその妻の愛情を中心に、大正・昭和を生きる人々を描いたドラマです。

「神威古潭」地名はアイヌ語「カムイ・コタン」(魔神の住む里)からで、道央から道北への関門でもあり、景勝地としても知れ渡っていました。

鉄道の車窓からの眺めは絶景で、文芸作品としても明治のころから残されています。

神居古潭駅は明治34年に、石狩川の北側に開駅。
昭和44年に長いトンネルによる新線が通じた時に廃駅となり、車窓からの眺めは終わります。
釣橋は対岸に出るためのもので、明治31年に架けられたあと改修を重ねて昭和4年に現在の形になりました。

国道12号で旭川に入るトンネルの手前に旧道があり、釣橋を渡ると旧神居古潭駅が保存されています。

旭川の観光名所の一つになっています。

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