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あまばたけ(とうべつちょう)
油絵 F3 キャンパス 横273×縦220 2015制作

明治の開拓時代に官営で栽培を始めたものに「亜麻」がありました。
サッポロビール工場も官営で始めた事業でした。
開拓使が手掛けた事業は50近くありますが、これは全て明治10年代のことです。官営から民間に渡されて成功したのがサッポロビールです。

札幌の地下鉄南北線の終点に「麻布(あざぶ)駅」があります。
麻布の地名があるのは駅周辺だけですが、亜麻畑があったところです。
これを教えてくれたのは当別町「亜麻まつり」に行った時でした。
昭和40年代に途切れた亜麻が、また復活しているといいます。

「亜麻色の髪の乙女」では麻がテーマでしたが、今は「亜麻仁油」がメーンとなり95gで6,000円しますので、農家の人も遣り甲斐があるでしょう。

亜麻の花は、小さな薄い青色ですが、咲くと午前中に散ってしまいます。



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