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説明しがたい生きにくさを考える。(エンパスと瞑想①)

先日ようやく遠隔ヒーリングのことを書けたことによって、これまでなかなか書くきっかけを掴めていなかったことも少しずつ書けるようになってきました。
祝・解禁、といった気分です。

今後も、自分に実際起きたことなども絡めて、スピリチュアル的な分野などにも触れていこうと思っています。それにしてもスピリチュアル、という言葉で括ると途端に胡散臭くなるイメージがあるんですけど(笑)、他に何か良い言い回しってないんですかねぇ。


さて、なぜ今後もこういった話を続けようと思ったか結論から先に書くと、「自分では気が付きにくい生きにくさの理由を見つける誰かのきっかけになれば」と思うからです。

今からちょうど1年くらい前、まさに私自身が、「どうして自分はこんなに生きにくさを感じながら生活しているんだろう?」と疑問を感じてました。
というかむしろそれまで、「生きにくさを感じていることにすら気付いていなかった」
この状態にある人は意外に多いのかもしれません。

要は、「知らない」と「気付けない」んですよね人間って。なぜなら自分とは「こういうもんだ」と思い込んで生きてるから。
長年連れ添った自分自身の本当の姿を、見誤ったまま認識している場合も思いの他あるんですよ。

その「こういうもんだ」を1度ぶっ壊してみたら、隠されていた自己の真実がひょっとすると見つかるかもしれません。

というわけで今回は、そうなるまでに至った自分自身について書いてみたいと思います。


エンパスを知るまでの私

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1ヶ月のおよそ半分くらいは頭痛薬を飲まなきゃならなかったり、人混みに行った次の日に吐くほど頭が痛くて寝込んだり、家族のちょっとした不機嫌を必要以上に察して何とかしようと頑張り過ぎたり、会社の飲み会でお局さまが撒き散らす愚痴と悪口を聞くたび頭痛で寝込んだり(笑)、テレビで子どもが泣き叫ぶようなシーンがある映画を放送していたら音を聞いているだけで具合が悪くなったり。

とにかく頭痛などの体調不良と、誰かの感情からもらい受けると思われる様々な影響に悩まされる。私のこれまではそんな人生でした。

とにかくいつも「なんかしんどい」。
でも原因がわからないし、まぁそんなもんだ、と思ってた。
むしろ自分のことは虚弱体質なただの過剰な世話好き、程度に思ってました。

でもやっぱ、なーんか「生きにくい」んですよね。
とにかく疲れるし、回復が遅い。人一倍、寝ないと頑張れない。
しかもどんなに寝ても、ほぼ常に眠い(笑)。

おまけに眠たくても、親の顔色がなぜか気になり自宅でゆっくり眠れない。夜はともかく、昼寝も無理。落ち着いて眠れないんです。

だから、ひとりで乗り物で遠出するのは好きでした。
だってその間、眠れるから(笑)。


ちなみに、これら数々の症状には悩んだけど、特別自分が繊細だともメンタルが弱いとも思ったことはないです。
対人関係にも悩んだことは一度もない。
悩むどころかめちゃくちゃオープンでフレンドリー(笑)。

子どもの頃は人間そのものが嫌いだ…と思ってたこともあるけど、大人になってからは特にそんなこともなくて。

ただ、何をするにもどこへ行くのも「ひとりの方が楽だ」とは感じていたかもしれない。(あとで考えると、ひとりになることによって、エンパス体質的に意図せず無差別にもらい受ける影響から自己防衛をしていたんだと思います)

こういった精神面の症状だけを羅列すると、ついその印象や思い込みだけで安易に「メンタル弱いからだ…」と追い詰めたり追い詰められたりしてしまう人も多い気がするのですが、エンパスを知るとメンタルの強弱だけじゃ語れないものもあるのかもしれない、と思えてくるかも?

なので、今この時点でかなり前置きが長くなってしまっているんですけど、よかったら最後まで読んでみてくださいね(笑)。


自分を知ろうとしたきっかけ

そんなこんなで、自分とは「こんなもんだ」と長らく思っていた私でしたが、ある時ひさしぶりに好きな人が出来て、そういう自分を変えなきゃいけない、と。急に自分を変えざるを得ない転機がやって来ました。

せっかくようやく恋したのに、頭痛いとか具合悪いとか言ってられないじゃないですか(笑)。こんなにいちいち具合悪かったら大事な時に大事なことを伝えられない。このままじゃダメだと思った。

そうと決まったら、時間もお金も労力もかかっていい。それまでほとんどが自分以外に向いていたエネルギーの方向を、全自分向けに変えることを決意します。

とにかく自分自身に対して徹底的に手をかけてあげようと決めて、まず「どう考えても無理してる、やりたくないのにやっていること」を片っ端から辞めました。(その中のひとつに当時勤めていた会社も含まれる)

それまでは自分のことを考えるよりも先に、自分以外の誰かのことを優先することに慣れきっているものですから、いざとなったら自分にどう手をかけたら良いのか、わからな過ぎてまずビックリします(笑)。
自分のために何かする、っていうのが、どういうことなのかがわからない。

と同時に、自分以外のすべてからいったん視界をずらしたことで、それまで常に頭の中が色んなことでぐるぐるしっぱなしだった、忙しい感覚が薄まりました。
となるとこれはもう、自分のことを一度徹底的に知った方が良い。良いに違いない。そう思うのに時間はさほどかからなかったです。


ちょうどその頃、姉からDNAアクティベーション®エンソフィックレイキ®を受けていたことがタイミング的にも重なりましたし、背中を押されたのかもしれません。

また、それとは別に、私自身が子どもの頃から他者と比べて感覚的に鋭いいわゆるサイキックな部分を持っていた自覚もあったので、どうせならこの機会にこっちの方面(俗に言うスピリチュアルな方面)から自己の本質にアプローチしてみようかな、と。

きちんとこの持っている力をコントロール出来るようになれたら、今より生きやすくなるかもしれない。
今がそれを知るためのタイミングなんじゃないかな、と。
直感が思考を押しやった。ある意味、本来の自分らしい選択の瞬間でした。

そこから形而上学的な学びや、より本格的なヒーリングを受けることなどを順番に始めます。(結果、その流れの先に、今回学んだエンソフィックレイキ®もあったわけです)


学びに行って初めて知った「エンパス」

そうして1年くらい前、いちばん最初に学びに行った先『アデプトプログラム®』でガイドさんから教わったのがこの「エンパス」という体質のことでした。

先に挙げたような症状や、これまで自分が家庭、学校、社会で感じてきた生きにくさや現象などを断片的にお話するだけですんなりと理解し、「あ〜、エンパスですね〜、私もそうなんですよ。そして日本人の5人に1人はそうだと言われています」とにこやかに言われました。

最初に聞いた時は「へ…?」って感じ。
けど、知れば知るほど納得の連続。
今までわからなかったことも、このひとつのキーワードを手に入れることで次々と解けてしまう。

エンパスを知ったことで、これまで感じた生きにくさの理由を説明できるようになったことが、最高最大の戦利品でした。

この、「説明できる」が私にとっては衝撃的な感覚で。
だってこれまで「説明できないからより苦しかった」のですからね。
「説明できる」ってすごい、としか言いようがありませんでした。

そしてわかってしまえば対処もできるというもの。
ここでエンパスという言葉の存在に気付けたことは大きなターニングポイントになっていきます。


それで、エンパスとは何なのだ?

ネット上にいくつかエンパスについて詳しく説明されているサイトがありますが、自分の症状に近いものが挙げられていたこちらのサイトを参考にお話します。


優しすぎて生きづらい?「エンパス」の実態を徹底解説


冒頭に「もしかしたらあなたにも身近な話かもしれませんよ?」と書かれていますが、本当にもしかすると、自分がこれとは知らぬまま過ごしている方も多いんじゃないかなと思います。

なぜなら、日本人がもともと「空気や相手の喜怒哀楽を読み取る」ことに長けている、共感力の高さを持った民族だからです。

以心伝心、とかね。
なんとなく、相手の状況や感情を悟ることが自然と身についている。それが日本人だと思うんですよ。
なのでエンパスという体質は、当たり前みたく根付いている民族感覚の間に埋もれ、逆に見つけにくくなっているようにも感じます。


(以下、記事内のもくじより抜粋)

◆エンパスな人の特徴8選
 ・相手の気持ちが手に取るようにわかる
 ・感情の振れ幅が大きい
 ・暴力的、または修羅場のシーン(映画など)が苦手
 ・人混みが苦手
 ・絶対に1人の時間がほしい
 ・自然が好き
 ・自己犠牲の精神
 ・依存体質になりがち

個々の詳しい内容はぜひ記事内で確認していただきたいのですが、私自身は8つとも完全に身に覚えがありました。

私はおそらくエンパス体質の特徴の中でも、視覚から情報を得る感覚が少し人より尖っているみたいで、目から入ってくる情報をひとつとして逃さず全部取り込もうとする節があって。

だから人(特に両親)の表情の小さな変化、顔色の機微は人一倍「見えちゃう」し、その上さらに相手の感情も意図せず流れ込んできてしまうので、脳の処理がおそらく追いついていなかったんじゃないかな。
いつも頭の中が何かでいっぱいいっぱい、という感じだった理由がすごくよくわかります。

それでなくても人間の脳って、1分間に32万もの情報を勝手にキャッチしているそうなので、普通に生きているだけでも頭の中は不要なものでいっぱいいっぱいになっちゃいますからね。エンパスなら特に注意が必要なんだと思います。

この記事を書いている途中、急に10年くらい前のことを思い出したのですが、「忙し過ぎて予定を覚えていられない、覚えていたくてもどんどん忘れてしまう、紙に書いてもやるべきことがあり過ぎて優先順位がわからない」などという悩みをかなり切実に相談したことが私はあります。
発達障害や脳の機能障害などの可能性を本気で考えたこともあるくらい当時はそれが悩みでした。

でもこれもたぶん、今考えるとエンパスも影響していたのかもしれないですね。
とにかく放っておくと必要以上に「取り込む」ので、いつも頭の中も脳の処理能力もキャパオーバーだったのでしょう。


自分の感情の居場所がなくなるくらい、他の人の感情を「持ってきてしまう」ので、自分じゃなく他人のことばかり考えていたり、それがなくなってしまうと肝心の自分自身の真ん中が無軸になり、不安に乗じて他のものへの過度な依存体質にもなりがちです。

また、エンパスのことを教えてくださった方曰く、エンパス体質の方が身近にいると、周りの人は楽なことも多いのだとか。
というのも本人は意図していなくても自然と周りをせっせと浄化していたり(人間空気清浄機…)、街中でただすれ違うだけの人をも無意識に癒してしまっていたり、そんなサイキックな一面があるらしく。

なので、もし「自分もエンパスかも…」と思った方は、必要以上に誰かに、意図的に依存されないようにも気を付けてみてください。
記事内にも出てきますが、「エナジーヴァンパイア」という存在は割と簡単かつ身近に実在していて、しかもダメージは強烈です。でもこの存在に気付くことで、対処は可能になります。

本当に、このことだけでも知っているのといないのとでは、だいぶ違いますよ!絶対日々の生活が楽になります。まずは自分で「気付くこと」が大事です。
そして気付いたら迷いなく遠ざけてください。
誰が相手だろうと遠慮は要りません(笑)。
自分を大切にしてあげることが最優先。

私の場合、自分のエンパスとうまく共存できるようになると、かつての「エナジーヴァンパイア」とも不思議と折り合いがつくようになりました。この点は大収穫です。
相手のことは変えられない。でも、自分は変われる。
自分が変わることで良くなる状況もたくさんあります。


エンパスの方におすすめの緩和方法

エンパスは、生きにくさや不便ばかりを生じるわけではなく。

私にとっては、誰も気付いていないくらい小さい、人の表情の変化や挙動の変化がわかることによって、スポーツを観る面白さが他の人の何百倍も増している気がします。

意識したことはなかったけど、よくよく考えてみると、観ているだけで選手の状況や心理、細かなことが直感的にわかることは、私がこれまでどんな状況になってもスポーツだけは好きであり続けていた大きな理由だったのかもしれません。「わかる」ということは、気持ちの良いことでもある。

ただし、選手への(一方的な)共感力があり過ぎた、と言い換えることも出来ます。
良くも悪くも、です。

いずれにせよその点においてはエンパスにむしろ感謝していますし、今後に何か役立てていけないかな、と思ってまだまだ勉強中です。


さて、エンパスと自覚した私は次に、持っている体質と能力をプラスに変えるためには何をしたら良いかを考え始めました。
生きにくいばかりじゃ終われない。
残りの人生をこれまでと違うものにしなきゃ意味がない。

そしてそうなるためのヒントを自分は既に持っているはず。
これまで回り道ばかりだった人生の中で、寄り道した先で必ず必要なものを拾い集めてきているはず。
いろいろと勉強を進めていくうちにそんな風に感じるようになりました。

なぜなら、何を学び始めても結局、「これ、答え合わせじゃん!」って感じることが何度もあったから。
なんか不思議なんですけど、学びに行く先でどんなお話をお聞きしても最終的には「うん、それ知ってた…」って感じることがあまりにも多くて。

ほんとは既に頭の中の倉庫の中に必要な道具はあるのに、物が多すぎてその道具がどこにあるのか見つけられない、という例えがわかりやすいかも。

いかにそれまで、頭の中いっぱい、パンパンな状態で過ごしてきたのかを改めて実感することになりました。
今、この現実をつくっているのは、紛れもなく自分自身なんです。
自分の状態が現実に反映されてる。いいことも、悪いことも。

では、これをどう改善していったらいいのか?
大事なのは、①自分で自分を守ること、防御する方法を学ぶこと。
そしてもうひとつ、②自分で自分をメンテナンスすること。
主にこの2つの方法があると感じました。

自分で自分を守る手順のひとつに、エンソフィックレイキ®もあります。
これによりエンパス体質による情報過多過労の回復がぐっと早くなりました。
ぐっすりと深く眠れるようになった効果は特に高いと思います。

そして、脳内倉庫の整理術として、最も効果が高いと私が実感しているもの。
それがMAX瞑想™です。
分別なしで放り込まれていた脳内倉庫から、自分にとって無意味な情報を洗い流してくれる効果があります。

瞑想っていう言葉自体に敷居を高く感じたり、修行僧がするもの(笑)と思われるかもしれませんが、それはひと昔前の話。最近はうんとカジュアルな印象に変わりつつあるみたいですね。

女優さんも毎日の日課に取り入れていて、You tubeでは柴崎コウさんが、8月22日放送のメレンゲの気持ちや過去のアメブロで高橋メアリージュンさんが、おしゃれに美しく瞑想習慣を披露されていたりします。


こういった方たちも瞑想のメリットについて触れてらして、それを聞いて「あー、わかる…」と私もごく自然に共感を覚えるという、このサイクルが嬉しくなるんですよね、ミーハーなので(笑)。(これはエンパスではない笑)


と、いうわけで。
次回は瞑想についても少し詳しく書いてみたいと思っています。

瞑想によって無意味な情報(ゴミ)を捨てると、重要な情報へ最短でアクセス出来るようになり、効率も上がります。
もう既にトレーニングとして取り入れているアスリートの方も多いと思いますが、まだの方にはぜひ取り入れていただきたいテクニックです。


(次回につづきます)


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こちらもまだ受け付けています。興味がありましたらぜひ。
※2020年の記事です。現在は締切となっています※



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