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お正月の千歳川上流は冬サケのラッシュ

ことしのお正月も千歳川上流を見てきました。千歳川の上流域は、冬、サケたちの産卵場所になっています。(前年の様子はこちら
この場所から10キロ下流にある、サケのふるさと千歳水族館によると、千歳川のサーモンウィールでの捕獲数は、12月8日に捕獲を終えるまでに、今シーズン、32万尾を超えたそうです(平年より多い)。
サケたちの遡上を止めていたサーモンウィールとウライが取り除かれて、上流は無事に"産卵最盛期"を迎えることができました。
千歳川では、人工ふ化放流とあわせて、こうした自然産卵で生まれる稚魚が加わることが、前年に過去最多の捕獲数となったことと無縁ではないはずです。

1月2日の千歳の気温は、未明に氷点下10度以下に下がったあと、お昼は2.8度まであがりました。水温は4度くらいなので、水の中のほうが温かいとはいえ、お正月の千歳川で水に入っても機材が凍りつかないのはなんとも楽ちんです。

2024年は、能登半島地震(お悔やみとお見舞いを申し上げます)と日航機と海保機の衝突事故で幕を開けましたが、千歳川のサケたちは変わらず迎えてくれました。ことしもサケたちとのいい出会いがありますように。

2024年1月2日撮影


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