見出し画像

北海道人のルーツ14 札幌神社

札幌神社

トップの写真は、現在の北海道神宮境内に建つ島義勇像です。

東久世通禧

東久世通禧は神祇官(じんぎかん)から開拓三神(大那牟遅神・大国魂神・少彦名神)の分霊をうけ、島義勇以下の諸官吏、東京で募集した移民を伴って明治2年(1869年)9月25日箱館に到着。

島義勇は開拓三神を奉じてただちに札幌へ出発しました。
札幌円山に鎮座して札幌神社となりました。
(札幌神社が現在北海道神宮になるのは、大平洋戦争後になります。
尚、この最初の札幌神社は白石区に移築した白石神社です)

当時の札幌は、豊平川を挟んで二戸の渡し船場があり、近くに大友亀太郎が豊平川から大友堀を掘って開いた御手先場や幕末在住の手によって開拓された土地がありました。

島判官の本府建設は、円山にのぼって東に向いて南北線を決め、大友掘を挟む区域に雄大な構想を持ってはじめられました。

明治2年9月30日、箱館は名称を函館に改め、開拓使出張所を函館に置きました。

東久世通禧と岩村判官は函館に残り、松本判官は根室へ、竹田判官は宗谷へ、それぞれ移民を率いて赴任しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?