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北海道の岬めぐり

「岬めぐり北海道一周バスの旅 8 日間」と銘打ち、走行距離約 2,599 キロを走るという北海道ならではの旅行会社の企画がありました。
北海道に岬といわれる場所は163か所ほどありますが、その中で訪れる岬は次の12か所でした。

 積丹岬――神威岬――弁慶岬――函館立待岬――地球岬――ノシャップ岬
 宗谷岬――日の出岬――能取岬――納沙布岬――霧多布岬――えりも岬

北海道の岬の絵を描いていましたから、岬めぐりをしながら岬の特徴や歴史などを書きたいと思っていました。

神威岬

私の「北海道の岬めぐり」は、小樽の高島岬を出発して時計回りで一周して忍路半島の竜ヶ岬で終わりました。
北海道の岬は利尻島などの「島の岬」が残っておいますが150か所ほど書きました。

北海道の「最」が付く岬4か所

ドライブをしていて岬の看板を見かけると行ってみたくなるものです。
これは人間の真理なのかもしれません。岬の先はありませんから、ここでおしまいであることの証なのです。
また、絶壁が多いので見晴らしが良く波の音も期待できるでしょう。

下記の四か所が、何はともあれ、これまでの北海道の岬を目指す人たちの定番地です。

最北端 宗谷岬(そうやみさき)
日本最北端の岬ですから、やはり一番人気といっていいでしょう。ここまで来たら誰でも達成感を味わうことができます。しかし、かつては日本の最北端ではなく、更に樺太まで船がでておりました。この岬を訪れると歴史を学ぶことができる岬でもあります。

最南端 白神岬(しらかみみさき)
北海道最南端の岬です。津軽半島の竜飛岬まで19.2キロなので晴れておれば良く見ることができます。ただし、車でなければ行けませんので函館でレンタカーを借りなければなりません。岬の征服にはここを外すわけにはいきません。

最東端 納沙布岬(のさっぷみさき)
日本地図を見ると北方四島まで領土になっていますが、現在の日本ではこの岬が最東端となります。四島で一番近い歯舞群島の貝殻島まで3.7キロ、国後島は野付半島から16.0キロですから、岬からも肉眼で大きく見ることができます。納沙布岬灯台は明治7年8月15日に初点灯された北海道で最古の灯台となります。

最西端 尾花岬(おばなみさき)
北海道最西端の岬は日本海の久遠郡せたな町にあります。せたな町は2005年(平成17年)に瀬棚郡瀬棚町・北檜山町・久遠郡大成町の3つの町が合併して誕生した町です。尾花岬がある場所は旧大成町で2013年4月までは道路もありませんでした。道道740号が開削され岬付近を全長3,395mの太田トンネルが通過しています。岬には行けませんが、岬を遠くから見ることができる場所があります。それは、道道を更に南下すると「太田神社」があります。神社は山の上ですが、拝殿が地上にありますのでここから岬を見ることができます。

「岬めぐり」の楽しみ方は、何も「端」を目指すだけではありません。

私のサイトにアクセスした「みなさんが選んだ北海道の岬ベスト10」を次回から紹介していきます。

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