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【弟子屈町】北海道移住での移住先を迷っている方へおすすめしたい二段階移住

こんにちは。

北海道の東側、弟子屈町で地域おこし協力隊として活動している小島です。
私は生まれも育ちも神奈川県横浜市、就職を機に2019年に北海道釧路市へ移住、その後2022年に弟子屈町へ移住をしました。

元々、『豊かな自然の中で生活をしてみたい』と考えて北海道移住を考えたものの、豊かな自然に囲まれている地域ほど、”人口が少ない小さな町”なのではというイメージがあり、地域のコミュニティになじめるのだろうか…、初めての雪国生活で田舎で生活できるのだろうか…、田舎は仕事がないと聞くけど、そもそも仕事がなければ生計を成り立たせることができないし…といった心配をしていました。

そんな私は結果的に”二段階移住”という手段を取りました。

二段階移住とは、いきなり希望の移住地に引越すのではなく、最初(一段階目)は移住先の道府県内のなかでも比較的大きな街に移りそこで一度暮らしてみてから、二段階目にいよいよ希望する地域に移住する手段のことを指しています。

https://omotenashi.work/column/bits_of_knowledge/29588

都市と地方での暮らしのギャップを解消することを目的としてる手段で、この方法を推奨している県もあります。

二段階移住のメリット

なんといっても「移住後の生活のギャップの解消」に結びつきやすいというのが二段階移住の魅力です。
病院や公共施設、買い物をするお店など生活関連施設がどの程度整っている町の生活があっているのか、どんな人間関係を築きたいのか、どんな仕事に就きたいのか…。

道内179市町村、それぞれの地域によって暮らし方は様々です。
規模が小さな町に移住する場合は、どの範囲までの不便さなら許容できるのか?なども検討する必要があります。
段階を踏むことによって、一つ一つ確かめながらじっくりと移住を検討することができます。

私の場合は釧路市というある程度大きな町で3年間生活してみて、車を買ったほうがいいのか?冬の生活に一人暮らしでも対応できるのか?さらに小さな町にはどんな仕事があるのか?etc…を検討していった上で、弟子屈町に移住してみるという選択をしました。
北海道で実際に生活をする中で、より地域に入り込んだ仕事をしてみたい、自然豊かな環境で生活をしたいと考えるようになり、そのタイミングで弟子屈町の地域おこし協力隊の募集を知ったことが移住のきっかけです。

弟子屈町に足を運ぶ中でこの地域で生活したいと考えるようになった

とはいえ二段階移住は難しい…?

生活の拠点を変えるということは、住まいや仕事を変える必要も出てくることもあります。単身ではともかく、家族で段階を踏んだ移住は現実的に難しいのでは…?と心配されている方におすすめしたい方法があります。

お金や住まいの問題も…

移住体験ツアーや移住体験住宅を活用しよう!

二段階移住は中々厳しい…という方は各自治体などで実施している移住体験ツアーを活用してみましょう。
町の移住コーディネーターや自治体職員の方が『暮らす』という目線で地域を案内してくださる制度です。観光で訪れるのとは違う目線で周れますので、移住後のミスマッチを防ぐためにもぜひ活用していただきたい制度になります。

弟子屈町でもオーダーメイド制移住体験プログラムを実施しています。
事前にオンラインでヒアリングをし、その上でプログラムを組む完全オーダーメイド制の体験プログラムになっています。
1人1人、悩みや不安が違う中でそれぞれの悩みに寄り添った形で対応します。

移住体験プログラムの様子。地域の自然や実際に移住してきた人の話を聞くことも

▽弟子屈町のオーダーメイド制移住体験プログラムの詳細はこちら▽
https://teshikaga-iju.jp/program/

また、移住体験住宅を活用して実際に数週間から数か月暮らしてみるという方法もあります。

▽弟子屈町の移住体験住宅はこちら▽
https://teshikaga-life.studio.site/


最後に

二段階移住という手段や移住体験ツアー、移住体験住宅の利用は慎重に検討している方にこそおすすめしたい手段です。

実際に足を運んで人に会って話を聞く、移住前から地域の人と関係を作る、暮らしを体感するということができるだけで移住後の生活のイメージがどんどん出来上がっていき、移住してからの「こんなはずじゃなかった…」というミスマッチを防げます。

北海道移住のすゝめに参加している自治体は積極的に移住体験ツアーやお試し暮らしを受け入れているところばかりです。
ぜひ活用してみてください!

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