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ごはんにのっけるイタリアン②自家製ソーセージとにんじんの蒸し煮焼き

こんばんは。

きょうは、イタリア風のソーセージ(サルシッチャ)を作ります。

ソーセージといっても、ソーセージ味のパテという感じです。ピエモンテ州では成型されたサルシッチャを皮からわざわざ出して、リゾットやパスタなどに使っているのを経験しました。

わたしのサルシッチャは、イタリアから来た少年が食べて、お母さんに「ママ!イタリアからサルシッチャ持ってきたの?」と言った、自慢の配合です。(⋈◍>◡<◍)。✧♡

その配合は。

豚ひき肉200gに対して、粗塩小さじ1/2(3g)。1.5パーセントです。
黒コショウとガーリックパウダーはお好みの量で。これが基本です。粘り気が出るまで練ってください。すぐに焼くならフライパンの中で仕事です。これでほぼ、市販のソーセージの味です。

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加えて、イタリア少年を驚かせる味ならばスパイスとハーブが必要です。肉に風味をつけるのです。

さて、スパイスを使う時、慣れないものは、ほんのほんの少し使いから始めましょう。

入れすぎると、まずくなります。
トスカーナのおばあちゃんレシピでミートソースを作り、クローブを使いすぎたら、辛いような、薬くさいような悲しいことになってしまい、別に倍の量作って混ぜて、何とかなったことがあります。苦い思い出。

クローブパウダー 耳かきにすりきり1杯ほど、少しです。固形であれば、中心の丸いところを2つ、つぶしながら入れます。
シナモンパウダー クローブパウダーの半分ほどから同量。最初は少なめにして、自分の好みを探りましょう。

市販の瓶を○振り、と書きたいのですが、メーカーによって違います。

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ハーブは、フレッシュならローズマリーですが、ドライならば、オレガノ、タイムなど地中海料理に使うハーブのミックスが便利です。エルブドプロバンスがおススメです。コショウを使うイメージで使って大丈夫です。

すぐ焼くときには、わたしはフライパンの中で練ります。

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ボウルを使わなくてもいいんです。

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オリーブオイルを少し入れて強火にかけます。温まったら中火にします。

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きょう組み合わせる野菜はブロッコリです。3房使っています。小さいのは縦半分に。大きいのは3つに切りました。焦げ目がおいしいのと、焼きやすいのと、味が入りやすくなるためです。
いい感じの焼き目がついたらひっくり返します。

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食べやすい大きさに木べらで割ります。焼けたら食べられるのですが、きょうは...

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ブロッコリーを柔らかく、サルシッチャをしっとりさせるのに、水大さじ3を入れて蓋をして、蒸し煮しました。肉汁がブロッコリにしみしみ~♪

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ごはんに乗せるときに、ブロッコリに塩昆布をオン!
塩昆布が、イタリアーンな味になったブロッコリとサルシッチャと白米をつなげます。

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この撮影で食べきれなかった分を翌日冷蔵庫から出して、スープかけごはんにしました。顆粒の、中華味ではない鶏ガラスープを塩を使うようにパラリとかけて、お湯をかけて。優しい味のスープとスパイシーなサルシッチャのハーモニーが抜群でした。

もし良かったら、お試しあれ~。



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