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保険見直しはどこでしたらよい?パート2

こんにちわ。保険見直しFPみやびです。
今回はパート1の続きになります。
パート1では、保険の見直しを行うにあたりどのような考えで見直しするのがよいのか?ということでしたので、パート2では、逆にこういった所では契約しないほうがよいということを知っておくことにより、どこにいけばよいのかという判断ができるのではないかと思い説明します。

まずはじめにパート1でもお伝えしたように、国内生保の保険募集人からの加入は避けてください、国内生保の保険を悪く言ううつもりはありませんが社会人なりたての独身20代30代のうちだったらまだ許せるってとこでしょうか。なぜかというと国内生保の魅力はなんといっても、若い時は保険料も割とお得で社会人お一人様には必要ないほどの高い保障額なので。

そして避けた方がよい理由は3つ。
まずは生命保険募集人にかなり重いノルマが課せられていてお客様どころじゃないということです。社会保障などは無視し、やたら保障の話しを勧めてくるので危険です(死亡保険金額の高さがノルマだったりもします)

2つ目は基本自社の商品しか販売出来ないので、保険本来のスペックに偏りがあるということです。保険の種類は数多くあり(実際保険のプロでもおそらく把握できないほど)がん保険に力を入れている保険会社、終身保険に力入れている保険会社など各項目全てにおいて1番良い保険会社はございません。その中で、自社だけの商品で勝負するには限界があります。

最後の3つ目は、国内生保の多くは5年や10年後に更新が到来しその都度保険料が上がっていく更新型保険というものが主軸となります。若い時には保険料も安く、高い保障の加入ですごく満足が得られますが、更新が5年後、10年後に訪れそのままの保障で更新してしまうと保険料は更新前に比べて1.3倍から2倍になっていきます。仮に60歳までそれを繰り返すことがあるとおそらく保険料は5万から6万円それ以上になることでしょう。しかし流石に毎月の保険料が5万円6万円もしてしまうと、家計に支障が起きる可能性があります。そうならならないために更新時にどうするかというと、保障額をどんどん減らしていくのです。歳を重ねる毎に、病気、怪我、死亡の可能性が高まるのに保障は減らさずをえない、矛盾していると思いませんか?
以上の理由から、国内生保からの加入はお勧めしません。

次に、お勧めしないのが銀行窓販保険募集人です。
確実な情報ではないのですが、私が以前勤めていた目の前に銀行がありました。よく、そこの銀行窓販に保険相談した後その足でお客様が来店されることがよくありました。そしてお話しを聞くと、大きなお金(退職金、保険の満期金、一時金)が入った矢先連絡がきて、提案営業を受け保険に加入しようと思うけど本当に大丈夫なの?というセカンドオピニオン的な相談でした。おそらく銀行員さんが預金の確認はデータでできるのでそのリストがあるのでしょう。その行為自体に違法性はないのでしょうが(金融商品取引法ではグレーかも?)いい気はしません。そしてやたら外貨建て商品や一時払い商品を増えるといった説明のみで、市場価格調整や為替リスクもうまく伝えず勧めてくるそうなのです。銀行も当然、お客様の預金だけでは経営は成り立たず「融資」だけではなく個人からの「投資信託」や「保険」という金融商品で売り上げを立てなくてはいけないという観点から、手数料や保険料が高い商品を勧めてくるのは致し方ありません。

あとは取り扱いが1~3社ほどしかない代理店も比較推奨ができないという観点からはあまり勧めませんが、良い代理店募集人に巡り合えたならそれはすごくよいかと思います。

となると、結局のところ複数社取り扱いのある代理店や、来店型ショップで相談するのが良いのかなとなります。

ただしここにも落とし穴があります。必ずそこにはひいきにしなくてはいけない保険会社があったりします。本来勧めるべき保険会社でない保険を勧められる可能性があるので、最終的にはおおまかな概要を知ったうえで、こちらから質問をしかけ、受け答えや提案をきちんとしていただける、複数社取り扱い保険代理店に相談するというのがベストではないかと思います。

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