【5ー7限目】「病気になったら」こんな保険の請求もれに注意
保険は“自ら請求しなければ”支払われない。
そんな中、請求できるはずの保険に気づかないことが原因で、受け取れるはずの保険を受け取っていないケースが多発しているで。
今回は、
とある40歳男性のケース
を見てみよう。
―― 事例 ――
脳卒中で倒れ、120日間入院治療を続けましたが、重度の言語障害が残ってしました。
【受け取った保険金】
「入院給付金60万円」「手術給付金15万円」
⇒A生命の終身医療保険
【でも実は他にも請求できる保険があった!】
① 高度障害保険金4,000万円
⇒保険ショップで加入した定期保険(B生命)
◇なぜ気づかなかったのか?
⇒「死亡していないので、定期保険(死亡保険)から保険金が支払われるとは思いませんでした」
② 特定疾病保障2,700万円(ローンの残債分)
⇒住宅をローンで購入したときに銀行で加入していた団体信用保険
◇なぜ気づかなかったのか?
⇒「保険証券もなく、そもそも保険に加入していたことを認識していませんでした」
③ 保険料570万円の払込が免除
⇒知人の営業マンから加入していた「60歳払の変額終身保険」の「払込免除特約」
◇なぜ気づかなかったのか?
⇒「特約の存在を知りませんでした」
きちんと請求していれば、【合計6,700万円】も受け取ることができ、【570万円】もの保険料を支払わずに済んだんやね。
病気になった場合に、もれなく保険を請求するためのチェックリスト
保険・共済の書類から特約も含めて、以下文言の記載を探してね!
該当する文言があれば、とりあえず保険会社へ連絡だ。
次は、
【5ー8限目】「ケガをしたら」こんな保険の請求もれに注意
やで~