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99%の人にオススメしたい新NISAで積立すべき3つの投資信託

これから新NISAを始める上で、ぜひ選んでほしい投資信託が3つあります。解説する投資信託を検討してもらえれば、積立投資をする上で着実な資産形成につながる可能性があります。

そもそも投資信託は約6,000本(2024年5月現在)ほどあります。ものすごく多いですよね。その中で新NISAのつみたて投資枠で買える投資信託は約270本です。これでもまだ選ぶのに迷ってしまいます。

そこで本記事では筆者が99%の人にオススメしたい投資信託を3つ抜粋し、さらに人によってどう選べばいいのか解説してきます。

読み終わるころにはご自身にとって新NISAで選ぶべき投資信託が決まっていることでしょう。長期的な運用になるからこそ投資信託選びは重要になります。その重要な選択を少しでも支えることができましたら幸いです。



1 オススメの投資信託3選

これから新NISAを使って積立投資する方にオススメの投資信託3つが下記です。

①S&P500インデックス
②全世界株式(通称オルカン)
③全米株式インデックス

理由は大きく2つ。
・長期的に右肩上がりの上昇を続けているから
・優良な株式会社に分散投資ができているから

新NISAを使って長期的に積立投資をする場合、しっかりと資産形成をしつつ、リスクを抑えることがとても重要です。オススメの投資信託3つとも積立投資に適した銘柄と言えます。

それでは次に、オススメの投資信託3つの特徴と、投資した方がいい人の特徴を解説します。


2-1 S&P500インデックス

アメリカの優良な企業500社に投資する世界一有名な株式指標です。投資することで500社に効率よく分散投資をしてくれるので、アメリカ企業の中でも安定して成長している株式会社の恩恵を受けることができます。

20年以上の期間で見れば、平均年利回り7〜11%と高い水準でリターンを出しており、下記のグラフにある通りずっと右肩上がりで上昇しています。

Googleファイナンス引用

メリットは大きく3つ。
①アメリカの優秀な企業にバランスよく投資できる
②長期的に高いリターンを期待することができる
③構成銘柄は業績によって自動で入れ替えてくれる

デメリットは2つ。
①アメリカへの一極集中リスクがある
②金融ショックの悪影響を大きく受ける

アメリカ一極集中で投資することにはなりますが、今までの相場を確認してみると、資産形成としては王道の投資先になると思います。


2-2 S&P500インデックスが合っている人の特徴

S&P500インデックスが合っている人の特徴は下記です。
・アメリカの経済成長に期待できる
・投資先の国は分散せずに集中させたい

アメリカの成長とともに資産形成を進めていきたい人はぜひ投資を検討してみてください。


3-1 全世界株式(通称オルカン)

全世界株式(オルカン)は先進国と新興国の合計47カ国と世界全体に投資する投資信託であり、構成銘柄も約2,900社(2024年5月現在)とまさにワールドワイドな分散投資を行っています。

長期的な運用リターンも平均年利回り7%ほどでグラフの通り安定的に資産形成できている銘柄といえます。S&P500ほどのリターンは見込めませんが、その分世界全体に投資ができているのでリスクを軽減できています。

Googleファイナンス引用

メリットは大きく3つ。
・全世界2,900社に効率よく分散投資ができる
・アメリカをメインに日本やその他新興国へも投資できる
・一極集中リスクを下げることができる

デメリットは2つ。
・トータルリターンは少し落ちてしまう
・リスクの高い新興国も入ってしまう

S&P500のように1つの国に一極集中するのは怖いとお考えの人には程よく分散が効いていてオススメできる投資信託と言えます。その代わり新興国の銘柄も入ってくるため、国によっては上がり下がりがあることは抑えておいてください。


3-2 全世界株式が合っている人の特徴

全世界株式が合っている人の特徴は下記です。
・世界全体にバランスよく分散投資したい
・アメリカ以外の国の成長力に期待したい

先進国の恩恵を受けつつ、新興国の成長にも期待したい人は分散効果の高いオルカンを検討されるといいと思います。


4-1 全米株式インデックス

S&P500と違い、アメリカ企業に幅広く分散投資できる投資信託です。有名企業から勢いのある新興企業まで網羅されており、銘柄によりますが約2,500〜4,000社とアメリカ全土に投資ができるイメージです。

長期的な運用リターンは年平均7〜9%で、その年によって大きく変動することはありますが、それでも長期的に見ると着実に資産形成ができます。オルカンよりリターンがありつつ、S&P500よりその年次第で瞬発力を見せる投資先と言えます。

Googleファイナンス引用

メリットは大きく3つ。
・アメリカの勢いのある新興企業もカバーしている
・年によってはS&P500を上回ることもある
・アメリカ全土に網羅的に投資することができる

デメリットは2つ。
・アメリカ一極集中リスクがある
・S&P500より不安定な年もある

アメリカの大企業だけでなく、成長性の高い中小企業にもアプローチできる投資対象です。その分タイミングによっては大きくリターンが上下するのである程度リスクは許容する必要があります。


4-2 全米株式インデックスが合っている人の特徴

全米株式が合っている人の特徴は下記です。
・アメリカの大企業以外の中小企業にも投資したい
・リスクを取ってでもより高いリターンを出したい

アメリカに期待しており、さらに爆発力のある企業に投資したい人は検討されるといい銘柄だと思います。


まとめ

以上が、新NISAをやる上で多くの人にオススメしたい3つの投資信託でした。どれも魅力的な投資対象ではありますが、内容に違いはありますのでご自身のお考えや投資スタイルに合わせてお選びください。

基本的に長期投資前提で選んでいますので、短期目線ではなく長期的に資産を保有することで高いリターンをもたらしてくれると思います。しっかりと利益を重ねていき、皆さんの資産が着実に増えていくことをお祈りしています。

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