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やさいブログ

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野菜や農家さんについての情報や考えの一端をお届けしています。気になるテーマがありましたら、ぜひご覧ください。
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#農業

農産物の環境負荷軽減に関する動き

前回は、3月1日から新たに運用がスタートした、農産物の生産における環境負荷軽減の取り組みを見える化したラベルの概要についてお伝えさせていただきました。今回は、このようなラベル導入の背景や今後について考えてみたいと思います。

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農産物の環境負荷軽減に関する新たな表示ラベル

農林水産省が推進をしている、農産物の生産における環境負荷軽減の取り組みを見える化する新たな表示ラベルの運用が、3月1日からスタートしました。まだこのラベルの付いた商品が置いてある店舗は限られていますが、もしかするとこれから目にすることがあるかもしれません。今回はこの新たなラベルの概要を、お伝えさせてください。

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かてい農園の様子をお届けします

保けん野菜では、いつも食べている”野菜”を起点に、自由に興味関心をひろげながら学ぶ場として「やさい研究会」を行っています。その中で、少しずつ自分たちで「育てる」ことにチャレンジし始めています。始めてみて感じたことを、以前のブログ“「何とかなる」を培う”にて共有させていただいたのですが、今回はこのご家庭で野菜を育てる「かてい農園」の様子をお届けさせて下さい🌱

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根菜の鬆

タイトルの「鬆」という漢字、何と読むの?と思われた方も多いかもしれません。「スが入る」などの表現で使う「ス」です。先日、野菜セットをお届けした方から、以下のご連絡をいただきました。 「ス」の入った人参は熱を通して食べていただいたとのことでしたが、今回は人参を始めとした根菜類に入ってしまうことのある「ス」について、主に考えられる原因や背景をお伝えできればと思います。

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放射線を利用した品種改良

先日、子どもやさい研究会でホウレンソウを栽培した方から、「一部を食べずに育て続けて、種を取ってもう一度育ててみようと思います」という話を伺いました。ご存じの方も多いかもしれませんが、普段食べている野菜や購入する種はF1種(雑種第一代)と呼ばれるものがほとんどで、その世代では品質がとても揃っているのですが、その次の世代を育てると品質がばらつきます。 その仕組みについて研究会で学ぶ準備を進める中で、昨年末に「あきたこまちR」という放射線を利用した品種改良で生まれたお米の安全性につ

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野菜と虫 ~野菜が虫に食べられる理由~

前回は、今年の気候と虫の増加についてお伝えさせていただきましたが、今回はそもそもなぜ虫に食べられてしまうのか?について、少し考えてみたいと思います。

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“農政の憲法”改正に向けた動き ~不測時の食料安全保障~

前々回、前回と、「食料・農業・農村基本法」の改正に向けた動きについてお伝えさせていただきましたが、今回がこのテーマの最終回となります。改正検討のフックとなっていたであろう、不測時の食料安全保障についてお伝えさせてください。

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“農政の憲法”改正に向けた動き ~基本理念見直しの方向性~

前回は「食料・農業・農村基本法」の改正に向けた動きの背景について、お伝えさせていただきました。今回は見直しの方針として作成された“最終とりまとめ”にて示された、基本理念の見直しの方向性についてお伝えさせてください。

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“農政の憲法”改正に向けた動き ~改正検討の背景~

かなり堅苦しいタイトルとなってしまいましたが、今回は“農政の憲法”とも呼ばれる「食料・農業・農村基本法」の改正に向けた動きについてです。ウクライナ情勢をきっかけに、来年の通常国会での改正に向けた検討が進められている「食料・農業・農村基本法」について、何度かに分けて私自身の解釈も含めてお伝えさせてください。

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製本した「あほーだんす」のお届けを開始しました

ないとう農園(埼玉県伊奈町)の内藤さんが“内藤農園”というペンネームで書かれた著書「あほーだんす」の第12回小島信夫文学賞受賞を記念して、来月11月4日(土)に“ノウ地巡礼”と名付けたイベントを開催します。 “ノウ地巡礼”の詳細・申し込み、「あほーだんす」の購入は、それぞれ以下をご確認ください。冊子だけの購入(送料込み1,500円)も可能ですので、お気軽にご連絡ください。 “ノウ地巡礼”の詳細・申し込み 「あほーだんす」の購入 開催に向けて、受賞作品「あほーだんす」の

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機械化について考える

先日、とある加工品の試作をしていたのですが、その中で「機械化」について考えさせられることがありました。そこで思い出したので、昨年のらくら農場さんで導入した、玉ねぎを収穫する機械。導入に至った経緯。 農業に関わるニュースなどでも、大規模化、機械化による効率化という話題を耳にしたことがあるかもしれませんし、何より私自身が、のらくら農場さんで働くまでは徹底的に作業効率を上げることが善だと思っていた節があるかもしれません。もちろん、とても大切なことではあるのですが、一方で忘れてはいけ

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