見出し画像

フルリモートだから、特に「入ったばかりの人」に前のめりで行く話

サイボウズでは、日本国内だいたいの拠点で「出社・移動の回避を強く推奨」の状態が続いています。

そのため、ここ最近入社した方、既存のメンバーもフルリモートが大半です。
コロナ前からいたメンバーは、対面のコミュニケーション貯金がありそう(それでも大変だけど)。でも、ここ最近入った方は「もしかしたら自分の同僚、上司の世界だけの世界」になるのでは?!「オンライン上で、自チーム外から歓迎されているかどうか、伝わってないんじゃないのかー?!」とふと思って、オンラインで前のめりに話しかけに行くキャンペーン(?)を一人でやっています。

サイボウズには、入社時(?)に任意で書く「自己紹介アプリ」がある

任意で、好きなものやこれまで経歴、得意なことを書くkintoneアプリがあります。そう、話しかけに行くネタ宝庫アプリがあるんです。対面だと「この人何が好きなんだろう」と探り探り。でも、このアプリを見ると網羅的に分かる……!なので、絶好のコミュニケーションアプリなんです。

あなたのこと、すっごい歓迎してます!!の気持ちが伝わるように、書きに行く

その自己紹介アプリに新しい書き込みがあると通知がきます。なるはや(3時間以内)で「こんにちは!!!はじめましてー!!自己紹介読みました、○○って〜」といったコメントをしています。

以前は、関係部署や共通項がある人だけ書いていました。ただ、そんなの関係ない💡と気づき、自己紹介アプリの更新に気づく限り書いています。

「あなたからすると、全然知らない、関係ないチームの人かもしれないけど、あなたのことをめちゃ歓迎してます!!!」がほんのちょっとでも伝わったらな〜なんて思っています。

共通項があればそれを、なかったら「これが好きなのはあの人」「おすすめのkintoneのスペース」を伝える

こういうコミュニケーションで、義務感や雑さが垣間見えると受け取った側がきっと微妙な気持ちになってしまう……!そしてさらに失礼……!なので、自己紹介をじっくり読んで書き込むようにしています。
共通項があればもちろんそれについて深堀りしたり、見つからなければ「ここ結構詳しそうだから、ガチ勢が集まってそうなあのkintoneのスペースおすすめしてみよう」なんてレコメンドをしています。

コメントすると、そこからコミュニケーションが広がる

紅茶好きな方に「私も紅茶が好きで(※社内のガチ勢とは比べ物になりませんが)」と書いたらおすすめの台湾茶を教えてもらったり、「低温調理自分も好きです」と書くと「おすすめはこのレシピです!」と素敵なレコメンドをしてもらったり、当たり前だけどコミュニケーションの広がりを感じています。

「Likeだけ」と「コメントする」だと全然違うんだな、と実感しました。
※この自己紹介アプリにはリアクションのみの機能はなし

テキストコミュニケーションの気軽さと、全然知らん人にコメントするきっかけを作ってもらえたら

入ったばかりの会社で、コメントをするって多分すっごい緊張すると思うんです。
知らない人ばっかりで、しかもリモート勢ばかりなので顔も声もわからない。そんな中で知らない人にコメントするってさらにハードル高いじゃないですか(誰に聞いてるよ)

もともとSlack文化の会社から来たり、テキストコミュニケーションに慣れていたら別かもしれません。でも、この状況下で雰囲気がよくわからないまま、「書き込むのハードル高いなぁ……」と思ったままは辛そうなので、全然知らん人に気軽にテキストコミュニケーションをするきっかけになっていたらなーなんて考えています。

---

今度はどんな新しい人が入社されるのかな〜楽しみ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?