誰もが参加者になれる!社内の開発系メンバーで「OST」をやったら最高に良かった
書いてる人のプロフィール
サイボウズというグループウェアの開発・販売をしている会社で、主に開発系の従業員体験向上のための業務をしています
東京在住時の2019年にサイボウズ中途入社、コロナ禍で福岡に移住
この間、社内の開発系メンバーが130名ほど参加する社内イベントの主催・運営をした
その中でOSTをやり、OSTは初めて!
OSTとは「Open Space Technology」の略で、参加者駆動型カンファレンス
OSTの紹介って結構難しいものが多いんですが、最高に分かりやすい資料がTAKAKING22さんのこの資料。これがめちゃめちゃ分かりやすいので一旦読んできてほしい。
ざーっくりかいつまんでやることと流れ説明すると
グランドルールを説明
全員でテーマを出して、書いた人から全員の前で発表する
各テーブル、時間の枠ごとにテーマを張り出していく
時間になったら気になるテーマのところに行く
話した内容をイーゼルパッドにメモしていく
終わったら張り出し、その内容を見ながら話す
といった流れでした。
「もっとチーム外の人と話したい」「でもどうやったら?」を解決するのにOSTを使った
開発系のメンバーが交流する社内イベントを主催・運営をしたときに、どうやったらもっと横断的に交流できる?の解が「OST」でした。
OST全体のファシリテーションは各所でOSTをやっている同僚の @ama_ch にお願いしました。安定のファシリテーションでした!!
やる前は結構斜めに構えてました
言うても話題がエンジニア中心になるんでは〜?(非エンジニアは入れないんじゃない??)
どんなテーマを出してもいいっていうけどほんとに?!
その場でお題を出してちゃんと人が集まるの?!
など、ちょっとうがった見方をしてました。ごめんね。
OSTをやってみた結果
(社内情報がガンガンでてるテーマしかないので写真はない)
100名以上の社員が参加
お題がいっぱい出た(あとで会社ブログでちゃんとした報告を書くのでそこで…)
カジュアルな話題からガチテーマまでさまざまな話題が出て、それを受け入れる雰囲気ができてたのが良い!
社歴が浅かったり、キャリア入社で同期が少ないメンバーも積極的に参加してくれてた
チームや社歴に関わらず「テーマ」を軸に越境のコミュニケーションが行われていた!!!うれしい!!
古株社員や、立場のあるメンバーもフラットな雰囲気を出しOSTの場で「誰かが偉い」みたいなのがなかった(多分これは本人が意識してくれてた)
「このターンは終わりだよ〜」となっても盛り上がっているテーブルが多数あった!
やってみてここが良かった
社内なので参加者の前提知識がそれなりに揃っているので、スッと話題に入れる
技術的な話題ももちろん出るけど、社内のちょっとした悩み事を話せる場があった。つまりエンジニアじゃなくても参加できる!
グランドルールが最初に共有され、参加者が期待されるふるまいが分かるのがいい。傍観者的な人はいなかったはず!
つまり最高に良かった!!!!
OSTができるのは組織の健全さを表している
と今回のファシリテーションをやってくれた @ama_ch が言っていたのが印象的でした。
確かに、思い返すとテーマ出しのときに「こんな話題だしてもいいのかな?」みたいなのが一切なかったり、どんなテーマでもワイワイし人が集まって話せていたのが印象的でした。OSTができる、というのは「組織の健全性を表している」のはまさに!と実感です。
なにより、運営側も参加できるっていうのが嬉しいですね。次は自分もテーマを出せるようにしたい!
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