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私と自分とほかると。

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【私】無意識を含めた全て。【自分】理論・意思の及ぶ範囲。【ほかる】物理的な存在としての私。
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#常識を疑え

私、失敗したいので。

“恥の少ない人生を送ってきました。” トライアンドエラー。 プログラミングでは当たり前のことである。どれだけ努力したって一発でエラーのないプログラムなんて書けない、否、そんなことに神経を遣うより、ゴリゴリ書いてチェックは走らせながらor機械に任せるほうが速くて正確だ。 インターネットの通信方式にしたって、たいていは「ベストエフォート」=「善処します(あるいは、最大限の努力はします)が結果は知らんがな」そして、途中で伝送失敗したら、もう一回チャレンジする。そういう方式だ。

人間に擬態した、寂しがりの怯竜(きょうりゅう)、ここに眠る

1996年生まれ。理系が苦手なので工学系専門学校に行った天邪鬼。このため現在の職業は技術者であるが、その正体はただの温泉&自然愛好家。退勤後は文化人類学者を自称しており、日々、多文化比較による「文化の檻・偏向レンズの発見と解体」をしたり、各国料理を食べ歩いていたり、変な柄の布に包まれていたりする。 --詳細-- ●仕事(Business/Public job):属人化と闘う似非エンジニア ●為事(Lifework/Private job):文化人類学者 Mission:多

note元年

温度の分からない水に入る。 熱いのだろうか?冷たいのだろうか? おそるおそる足を踏み入れてみれば、 私の皮膚は急激な温度変化に悲鳴をあげる。 だけどその時周囲も私の温度に影響されている。 ――初めてnoteに触れたのは、今年の2月。 ぽっと出の私の、ぽっとした発言に、 ”スキ”が付いた。 誰にも愛されなくて誰も愛したくない私が、 愛さざるをえない、言葉たちの羅列を、 イイね!と評価されるのではなく、好いてくれる人が現れた。 見ず知らずの私の、心の叫びを、 好いてくれる人がい

我々は欲望の結果しか認識できない

「現代はさ、  意識というものを信用しすぎだよね」 学校に行けないのも、意思が弱いせい?食を拒むのも、死を選ぶのも。自分の行動は、"私"の責任? あたかも己を自分で操作しているかのように、 己については全て分かっているかのように、 思い込んでしまっているけど。 必ず他からの影響があるんだ。生まれも名前も性格も好みも感情も欲望も。 心も体も。"私"には制御できぬ。 ままならぬよ。何ひとつ。 だから、生きるのだ。 理由も分らずに押付けられたものを大人しく受取って、 理由も分