密かな趣味

人が書いた文章を読むのが好きである。

暇さえあればスマホを触っているが、
・必要な連絡もしくは大好きな人達へのアプローチ
・インスタで自分だけの雑誌作り
・一人暮らしの寂しさを紛らわせる為のYouTube
と並んで、
「おもしろい文章探し」をしている。

ネット社会、情報社会という言葉はネガティブな意味もたくさん含んでいるが
私はネットがあるって、とっても幸せ!と思う側の人間だ。

「おもしろい文章」は、ツイッターの誰かのお気に入りをのぞいたり
はてなブログの上位ランクをチェックしたり
オモコロを開いたりすれば、すぐ見つかる。

その中でも格別に「おもしろい!最高!」となれば、ブックマークに登録されて
定期的にチェックしに行く。更新されていれば口角が上がってしまう。

「趣味は?」と聞かれて、いつも「料理」と答えるけれど
頻度は圧倒的にこっちの方が多い。
ただ、「趣味は?」「おもしろい文章探し」はなんだか気持ち悪い気がしているし
咄嗟には浮かばないから、いつもそういった返答はしない。


小中学生の時は友達との交換日記に熱心だった。
高校生の時にはすでに加藤はいねやARuFa などのいわゆるブロガー(現在も更新を心待ちにしている)を知っていた気がするし、
大学生になったら、その人たちが書いていた事柄や思考を、関わっている人たちにそのまま伝えてコミュニケーションを取ることも多くなった。こどもとの関わりにも大いに役に立った。

なんか、昔から、ツイテイルというか
つい最近読んで、心に響いて、いわば自分の血肉となった言葉をそのままポンっと置けば解決策になったり、相手に納得されることが多い、気がするのだ…。

その反面、ちょっと昔に読んだ言葉が残っていることは稀。
「昔読んだんだけどね」と話し始める事柄は限られているし、あまり使わない。
最近読んだ聞いた事柄の方がすぐ浮かんで言いたくなるから。
でもその結果、納得してもらえることも多い。
だから、「タイミング」が「ツイテイル」なぁと思う。

最近は、こういう側面もポジティブに捉えることができてきて嬉しい。
どんどん素敵なもの、面白いものをインプットしていきたい。


(2019/7/6)

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