時間管理のマトリックス


中学生の時、塾の先生から「7つの習慣」を勧められた記憶がある。

漫画になってるページもあるもので、スラスラと読めちゃったし、
初めて読む自己啓発系の書物にテンションが上がったのを覚えている。


時は過ぎ大学生になって、「緊急ではないが重要な話」というワードについて話した。
其々別の記憶として頭に収納されていたのだけれど、
友達が書いた文から「緊急ではないが重要な話」という言葉を思い出し
webで検索したら「7つの習慣」に辿り着いた。


読んだことがある本に書かれていたものだったのか…!
当時の自分にとっては難しかったのか、もしくは自身と本の内容との関連性を見つけられず
気に留めなかったんだろうなと想像した。

webで検索すると、なにやら私が記憶している「緊急ではないが重要な話」とは違う
ニュアンスの説明もあることに引っかかる。

…うーん

これ、個人差ってやつか?

あ、そっか
よく考えたら立場によって違うのか。

「仕事」に焦点を当てた自己啓発系は、
一般的なサラリーマン👨‍💼を想定して書かれた本だと思うし。

例えば、私にとって
「緊急かつ重要」は、自分の体調について周知することも含まれる。
(今、最大の不安は"生理休暇"使える…?ってこと。
現在、滅茶滅茶お腹が痛くてホッカイロ着けながら呻いている。)


「仕事」「働く」という言葉で
どんな人も想像する姿がある。

でも、その内容って本当にバリエーション豊か。

「仕事とは〜である」
「働き方はこう変えなくてはいけない」
という主張の広まりや
それに基づく変化がゆっくりなのはそういう背景もあるんだろうと思う。

大学生を卒業して、ついに私も「仕事」を得た。
「社会人」「教員」という言葉で括られるけれど、その言葉を用いる人が必ず同じような年齢で同じような環境で働く人ではないということ。

人の言葉の中で、一般的なことと個人的なことが混ざりすぎてしまうことに、気をつけなくてはならない。

1つだけみんな共通なのは、「仕事」をすることで
自分にも家族にも社会にも何かしらの影響があるってことだけだと思う。

働くという作用によって、みんなにプラスな影響を与えられたら、超ハッピー。
だから、「重要」の基準も「緊急」の基準も、自分と、環境を見た上で決めたい。

「緊急じゃない」に分類してたけど、
やってみたらやっぱりちょっとだけ緊急だったかも。
っていうのもあるかもしれない。

その時は「緊急」の箱に移せば大丈夫。


一人で突っ走っちゃうタイプの私にとって、同僚から「これは本当はこうしてほしいな」って言ってもらえる関係がとても必要だから、「信頼関係作り」はこの4月の緊急かつ重要なタスク。

そのための雑談や挨拶も、緊急かつ重要。

月曜日、子どもと初めて顔を合わせる時にはニコニコしていたいから、
体調管理も緊急かつ重要。


…「今日は何を緊急かつ重要と判断して働いたか」を日記につけたら面白いかもね。


(2019/04/05)

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