見出し画像

今話題のリスキリングとは?DX時代の人材育成を進めよう!

補助金ポータル編集部です。

先日閣議決定された総合経済対策において、成長分野への労働移動や賃上げを促すための「リスキリング(学び直し)支援」に、5年で1兆円を充てるという内容が盛り込まれていました。

今回は、リスキリングとは何か、またリスキリング環境を整えるために役立つ助成金についてご紹介します。

★★★★★★★おススメ補助金・助成金情報★★★★★★★
─────────────────────────────
リスキリングとは?DX時代の人材育成に使える助成金を紹介
https://hojyokin-portal.jp/columns/resking_jinzai
─────────────────────────────
■リスキリングとは?
リスキリングとは、新たな職業に就くため、もしくは社内の新たな業務にあたるために「仕事の進め方を大幅に変えるスキルを習得する」ことをいいます。現在は、特にDX(デジタル技術を活用し競争優位性を構築すること)のためのスキル習得を指すケースが増えています。

リスキリングは単なる学び直しではなく、今後の業務で価値を創出し続けるために必要なスキルを習得する、という点が重要視されています。

【総合経済対策】
2022年10月、政府はリスキリングのための支援制度を総合経済対策に組み込む方針を発表しました。生産性を向上させ、さらなる賃金アップを生む仕組みが重要であるとの考えにより、働く人のリスキリング支援に5年間で1兆円を投入する意向です。この支援策によって、リスキリングのさらなる拡大が見込まれるでしょう。

■リスキリング環境整備に使える助成金
ここでは、従業員のスキルアップに役立つ助成金として、10月18日から追加募集が始まった「東京都 DXリスキリング助成金」をご紹介します。

【DXリスキリング助成金の概要】
民間の教育機関等が提供するDX関連の職業訓練に、都内中小企業等が従業員を派遣したり、eラーニング等を利用したりする際の経費を助成します。DXの専門知識や技能を習得するための経費を支援することで、企業内のDX人材育成を促進させるのが目的です。

【申請者】
中小企業等、個人事業主

【助成対象となる訓練の要件】
・民間の教育機関等が提供するDX関連の訓練、もしくはeラーニング等によって実施するものである。
・DX関連の専門知識・技能の習得や向上を目的としている。
・訓練時間が20時間以上である。(複数講座の組み合わせも可)
・教育機関等の受講案内に加え、受講料等がホームページやパンフレット等で一般公開されている。並びに1講座及び受講者1人あたりの講座期間(時間)や受講料が前もって規定されている。
・助成対象事業者が受講者の受講履歴等を確認可能である。
・助成対象期間の初日以降からスタートし、助成対象期間内に完了するものである。

【助成対象経費】
・単講座の受講料
・教科書代、教材費
・eラーニング実施に関するID登録料や管理料

【助成額、助成限度額】
助成額:助成対象経費の2/3
助成限度額:64万円

【申請期間】
第6回:10月18日(火)~11月17日(木)
第7回:11月18日(金)~12月19日(月)

デジタル化が進むと、AIやロボットによる代替業務増加が見込まれる一方で、それらを管理する新たな業務も必要となります。リスキリングを活用し、DX時代に対応できる人材を育成できるかどうかが、今後の企業成長の行く末を決めると言っても過言ではありません。

政府はこれからリスキリング支援に力を入れていく方針です。リスキリングの導入を検討しているのであれば、使える支援制度はあるか、確認をするようにしましょう。

─────────────────────────────
リスキリングとは?DX時代の人材育成に使える助成金を紹介
https://hojyokin-portal.jp/columns/resking_jinzai
─────────────────────────────

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?