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総務省が令和3年度の概算要求(案)を発表しました

補助金ポータル編集部です。

総務省が令和3年の概算要求を発表しました。

総務省の所掌事務は非常に多岐に渡りますが、我々の生活に身近なものとしては「マイナンバーカードの整備」、「ふるさと納税」、本年度においては国民全員への一律10万円給付「特別定額給付金」が総務省の代表的な取り組みとなります。

今回は総務省が発表した令和3年度の概算要求について概要を紹介いたします。


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総務省が令和3年度の概算要求(案)を発表しました
https://bit.ly/30PKHjA

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★要求の考え方について

◆地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、令和2年ど地方財政計画の水準を下回らないよう同水準を確保

◆地方交付税については、本来の役割が適切に発揮されるよう総額16.2兆円を要求するとともに、交付税率の引上げを事項要求

◆東日本大震災の復旧・復興事業などについて、通常収支とは別枠で整理し、地方の所要の事業費及び財源を確実に確保

上記の考え方をもとに下記の21の事項による概算要求を提出しています。

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★デジタル変革の加速による「新たな日常」の構築

1.国・地方を通じたデジタル・ガバメントの推進【139.5億円】

2.マイナンバーカードの普及・利活用の促進【1451億円】

3.テレワークや遠隔教育、遠隔医療を支える情報通信基盤の整備【256.8億円】

4.Beyond5Gをはじめとした先端技術への戦略的投資【732.5億円】

5.デジタル化の進展に合わせたサイバーセキュリティの確保【83.6億円】

6.新しい働き方・暮らし方の定着、デジタル格差対策の推進【55.1億円】

7.デジタル市場のルール整備【6.2億円】

8.総務省の背施策資源を総動員した海外展開の推進【105.4億円】

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★ポストコロナの社会に向けた地方回帰支援

9.地方への人の流れの創出・拡大【8.1億円】

10.自立分散型地域経済の構築、過疎地域の持続的発展等の支援【21.8億円】

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★防災・減災、国土強靭化の推進

11.国土強靭化の推進【22.2億円+事項要求】

12.大規模災害等に対応した消防防災力・地域防災力の充実【102.9億円】

13.災害時の情報伝達手段の確保【75.3億円】

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★経済・社会を支える地方行財政基盤の確保

14.地方の一般財源総額の確保等【161653.4億円+事項要求】

15.2040年頃を見据えた地方行政体制の構築【1.1億円】

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★持続可能な社会基盤の確保

16.郵政事業のユニバーサルサービスの安定的な確保【8.1億円】

17.恩給の適切な支給【1378億円】

18.ワイズスペンディングの徹底に向けたEBPMの強化及び基盤となる統計の整備【180.4億円】

19.行政運営の改善を通じた行政の質の向上【11.9億円】

20.主権者教育の推進と投票しやすい環境の一層の整備【1.7億円】

21.その他の主要事項【1009.1億円】

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★まとめ

今回は総務省が提出した令和3年度の概算要求案について概要を紹介しました。

コロナへの対応で急がれる行政サービスのデジタル化や、5Gの普及、サイバーセキュリティの向上、更にはテレワークの普及によって需要が高まる地方への移住の促進など、総務省ではICT関連を中心とした様々な取り組みが計画されているようです。

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