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勤務間インターバル導入コースが受付開始!2020年度の変更点とは?

補助金ポータル編集部です。

働き方改革推進支援助成金の勤務間インターバル導入コースは、労働者の十分な勤務間インターバル(休息時間)の確保を目的として実施する、労働能率の向上につながる設備の導入などに対して助成するもので、人気の助成金として知られています。

働き方改革推進支援助成金にはほかにもコースがありますが、勤務間インターバル導入コースのみ、今年度の申請受付が始まっていませんでした。

先日ようやく勤務間インターバル導入コースの2020年度の受付が開始となりましたので、お知らせいたします!

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2020年度 働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース)の追加要件や賃上げ加算が明らかに!
https://hojyokin-portal.jp/columns/r02_interval/
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■働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース) の変更点は?

【変更点 その1】

対象事業主の要件に以下の2点が追加されています。

・全ての対象事業場において、交付申請時点及び支給申請時点で、36協定を締結していること。
・全ての対象事業場において、交付申請時点で、年5日の年次有給休暇の取得に向けて就業規則等を整備していること。

以前は、勤務間インターバル導入コースの要件は

(1) 中小企業事業主であること
(2) 労働者災害補償保険の適用事業主であること
(3) 勤務間インターバル制度の新規導入をすること(または、既にインターバル制度を導入しているが対象範囲を拡大する、もしくは休息時間の延長をすること)

の3つでした。

ここに、今年から新たに「36協定の締結・届出」と「年5日の年次有給休暇の取得に向けた就業規則等の整備」が加わります。

【変更点 その2】

これまでの成果目標(勤務間インターバルを新規に導入する、または範囲の拡大、もしくは時間の延長などをして、それを就業規則等に定める事)に加えて、対象事業場で指定する労働者の時間当たりの賃金額の引上げを3%以上または5%以上行うことを成果目標にすることができます。

これにより上限額の加算が可能になります。加算を含めた時の上限額は最大340万円になります。

※賃上げの加算なしだと、新規に9時間以上のインターバル制度を導する場合、インターバルが11時間以上の場合は上限100万円、9時間以上11時間未満は上限80万円が支給されます。

■助成金交付までの流れ

(1) 申請締め切り:2020年11月30日(月)※必着
(2) 審査期間:原則として1か月以内
(3) 交付決定
(4) 事業実施期間:交付決定の日から2021年1月29日(金)までに取り組みを実施
(5) 支給申請期間:事業実施期間が終了した日から30日以内または2021年2月12日(金)のいずれか早い日まで ※必着
(6) 助成金交付

記事では、勤務間インターバル導入コースの対象事業者や支給額の詳細をお伝えしています。また36協定の基礎知識もご紹介しております。

ぜひ詳細をご確認ください!
https://hojyokin-portal.jp/columns/r02_interval/

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