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インバウンド対策、宿泊施設の稼働率向上に!「宿泊施設インバウンド対応支援事業」の公募開始

補助金ポータル編集部です。

6月に訪日外国人旅行者の受け入れが再開されましたが、観光地が以前のような賑わいを取り戻すには時間がかかります。また、インバウントによる収益を増やすためには宿泊施設の環境整備も不可欠です。海外からの旅行客が戻ってくるまでに施設環境の改善を計画している事業者も多いのではないでしょうか。

今回は、訪日外国人旅行者向けの宿泊施設整備に対して支援する「観光庁 宿泊施設インバウンド対応支援事業」についてご紹介します。

★★★★★★★おススメ補助金・助成金情報★★★★★★★
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宿泊施設インバウンド対応支援事業の公募開始!インバウンド対策、宿泊施設の稼働率向上に
https://hojyokin-portal.jp/columns/shukuhaku_inbound
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■宿泊施設インバウンド対応支援事業とは
宿泊施設インバウンド対応支援事業は訪日外国人旅行客4,000万人、6,000万人の実現を目指し、宿泊施設におけるインバウント対策・バリアフリー化を支援する制度です。訪日外国人旅行者の受入環境整備のための緊急対策を促進することを目的としています。

宿泊施設インバウンド対応支援事業には「ストレスフリー」と「バリアフリー」の2つの補助金が用意されています。ここでは、ストレスフリー環境整備事業について詳しくみていきます。

■宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業
外国人旅行客の増加を目指し、宿泊施設の環境整備を図る際に活用できる補助金です。

【対象事業】
補助の対象になる事業は、以下の(1)~(13)です。

(1)共用部の無料公衆無線LAN環境の整備
(2)共用部の洋式便器の整備
(3)宿泊予約の機能を有する自社サイトの多言語化
(4)共用部の国際放送設備の整備
(5)共用部の案内表示の多言語化
(6)オペレーターによる24時間対応可能な翻訳システムの導入または業務効率化のためのタブレット端末の整備
(7)クレジットカード等決済端末の整備
(8)ムスリムの受入のためのマニュアルの作成
(9)公衆無線LAN環境、洋式便器、多言語対応を図るための整備は、同一客室内において以下の整備が完備される場合にのみ客室の整備も対象
・客室内の無料公衆無線LAN環境
・客室内の洋式便器
・客室内の多言語対応(国際放送設備の整備、タブレット端末の整備等)
(10)サーモグラフィまたは非接触型体温計の導入 (総客室50以上の施設に限る)
(11)非接触型チェックインシステムやキーレスシステムの導入
(12)混雑状況の「見える化」
(13)その他大臣が認めた事業

【対象経費】
・機器購入費用
・設置費用
・設置に伴う関連工事費用
・撤去費用
・設計・工事・監理費用
・雑役務費用
・マニュアルの作成・印刷費用
・諸経費

【補助率・上限額】
・補助率1/3
・1宿泊事業者当たり上限150万円

【対象事業者】
(1)宿泊事業者等団体
※複数の宿泊事業者やその他関係する事業者等により構成される団体

(2)構成員宿泊事業者
※宿泊事業者等団体の構成員である宿泊事業者

(3)特定宿泊事業者
※DOM・地方公共団体と連携し、地域の訪日外国人の宿泊者数を向上させるための具体的な取り組みを行っている宿泊事業者

施設の規模は問わず、個人経営の宿泊事業者も対象となります。ただし(1)と(2)においては、宿泊団体や構成員が5以上の宿泊事業者であることが必要です。なお、原則としてすでにほかの補助金の支給を受けている場合は対象外です。

【対象要件】
補助を受けるためには、宿泊施設の客室稼働率および訪日外国人の宿泊者数を向上させるための計画を策定し、国土交通大臣の認定を受ける必要があります。

■公募期間
令和4年6月30日(木)~7月29日(金)必着

日本を訪れる海外からの観光客が増えれば、観光地だけでなく、日本全体の経済活動が活性化することも期待されます。インバウンドは、日本社会全体に大きなメリットをもたらす存在といえるでしょう。

また、宿泊施設の改修やバリアフリー化は、国内の観光客にも喜ばれる取り組みです。国内外を問わない集客と、グローバル化する世界におけるチャンスを逃さないためにも、宿泊施設環境の整備に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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