トレーニング理論の限界

最近ずっと言っていますが、私の調査結果では、野球もゴルフも打球速度や投球速度は筋力で決まります。
ホームランを打つための体力もある程度わかってきています。

で…筋力は体重の影響を大きく受け限界値もある程度決まっています。
ベンチプレスで体重の1.25倍くらい
デッドリフト・スクワットで体重の2倍くらい
当然、パワーリフティングなどをやっていればもっと行きますが、一般競技者ですとこれくらいが限界でしょう。
で…FFMIと言い、筋肉指数というものがあります。
このFFMIには適正範囲があるので、体重が重くても身長が低ければ適正範囲を越えてしまい、充分なパフォーマンスを発揮できません。
つまり、身長で限界値が決まっていますので、身長が高くなければなりません。

ベンチプレスで体重の1.25倍くらい
デッドリフト・スクワットで体重の2倍くらい
これ位ってトレーナーである私としてはそんなに難しい数字ではありません、健康な学生なら半年から1年くらいで達成します。

そうなると…結局身長で決まっちゃうよね…という限界を感じています。

当然、技術要素や再現性、メンタル面の事もありますが、ストレングスコーチである私の仕事は、打球速度や投球速度を高める事で、私のグラフにプロットすればそれくらいの数値は高確率で達成できると思います。

そんなに簡単じゃないよ!
というかもしれませんが、ダルビッシュ投手やイチロー選手が似たようなことを言っています。

様々なデータがある現代、それにプロットするだけなので…つまらない!と。

当然私はこのレベルに達していませんが、技術であってもある程度確立されていて、このレベルの方々はつまらない…と思っているのです。

で…技術要素と違い、ウエイトトレーニングで上記数値を達成するのは圧倒的に容易ですので…目標とする打球速度や投球速度を達成したり、個々の限界値にたどり着くことが比較的容易なのです。

…コレが今感じている限界です。

という事で…
・目標打球速度や球速はグラフにプロットするだけなので比較的容易
・個人の限界値があり、それにたどり着くのは容易
・逆に言うと個人の限界値に達した場合のその上の世界へ行くことが難しい
→なんかこれについて前向きな討論を出来る方いませんか?
 皆様のお力をお借りしたいです。

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