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現在話題のものづくり補助金とは?

皆さんこんにちは!補助金の申請サポート業務を行っている補助金オフィスと申します!
今回は問い合わせの多い「ものづくり補助金」に関して解説をしていこうと思います!!

ものづくり補助金って?

ものづくり補助金とはどのような補助金なのでしょうか?

「ものづくり」という名前から製造業に関する補助金だと思われがちですが、そうではありません。この補助金は、革新的なサービス生産プロセスの改善などに活用する補助金で、幅広い業種が対象となっています!

・新商品を開発したい
・新しい生産ラインを導入したい
・新サービスの構築をしたい など
様々な用途で活用することができます!

ものづくり補助金公式HP:https://portal.monodukuri-hojo.jp/


ものづくり補助金ができた背景

中小企業・小規模事業者・スタートアップなど、比較的資本が潤沢ではない企業が事業成長や新規事業に取り組もうと思ったとき、設備投資やシステム開発投資のお金が足りないことが一つの課題として出てきます。

国としては、全企業の99%以上を占める中小企業がそうした設備投資を目前に、成長を断念するのは望ましくないと考えています。

その成長のための投資を一部「補助金」という形で支援することで、日本全体の経済成長に繋げることができるのです!

その補助金の中でも、ものづくり補助金は「生産性向上革新性」にテーマを設定している補助金であり、「世に無いサービス」や「圧倒的な優位性」などを打ちだすサービスは比較的採択されやすい傾向にあります。

補助対象経費・補助金額・補助率など

ものづくり補助金には、以下のような対象経費があります。

・機械装置・システム構築費
・外注費
・運搬費
・技術導入費
・知的財産権等関連経費
・専門家経費
・クラウドサービス利用費
・原材料費

システムの開発費や機械の導入費だけでなく、様々な経費が対象となります。幅広い業種で活用することができますね!

そして、補助金額は750万円~3000万円、補助率は1/2もしくは2/3となっています。(※補助上限額や補助率は、申請する類型や補助対象経費、従業員の人数などによって変わります)

例えば1500万円の機械装置を導入しようと思ったら、
1000万円を補助金を受け取ることができます!
(補助率が2/3の場合)

採択率

補助金は助成金とは違い、申請すれば誰でも貰うことができるというわけではありません。審査を通してもらえる人数がある程度絞られてきます。

ここで、過去の回の応募者数と採択者数、採択率を見てみましょう

7次公募 5414(応募者数) 2729(採択者数) 50.4%(採択率)
8次公募 4584(応募者数) 2753(採択者数) 60.1%(採択率)
9次公募 3552(応募者数) 2223(採択者数) 62.6%(採択率)
10次公募 4224(応募者数) 2584(採択者数) 61.2%(採択率)

採択率はだいたい5,6割で推移しているということが分かります。
半分近くの方が不採択になってしまいます泣

ものづくり補助金に採択されるために

採択率が決して高いとは言えないものづくり補助金ですが、
採択されやすくなるポイントがいくつかあります!

1, 加点項目に対応する
「成長性加点」や「賃上げ加点等」などの加点項目があります。これらを満たすことで、より採択されやすくなります。

2, グラフや表など、客観的な数値を使う
審査員が事業計画書を読み、採択するかどうかを判断します。なので、あいまいなデータを使うことは避け、分かりやすく誰が見ても納得できるデータを使いましょう。

3, 専門家に依頼する
ものづくり補助金を申請するためには、煩雑な書類と、10ページほどの事業計画書が必要です。初めてやる方にとっては、とても難易度が高く、時間を割かなければなりません。弁護士や補助金コンサルティング会社などのプロフェッショナルに任せるのも一つの手です。

まとめ

ここまで、ものづくり補助金の基本的な情報を解説してきました。

確実に補助金がもらえるというわけではありませんが、何か新規事業に挑戦しようと思っている方は是非、申請を検討してみてください!!

「補助金オフィス」でも、ものづくり補助金の申請サポートを行っています。ものづくり補助金を申請しようと思っている方、新しい機械設備の導入に補助金が使えるか知りたい方など、どんな相談でもお気軽にご相談ください!

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