All roads lead to Vietnam.(後編)

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最終学年は、まだ卒業する決心がつかなかったためかどうか忘れましたが、1年間休学し、留学するでもなく、東南アジア、南アジアを中心に当時はやっていたバックパッカー旅をしました。往生際の悪い学生生活を送っているうちに、気が付けば就職戦線は超氷河期と呼ばれる時代をむかえましたが、ちょうど第一次ベトナム投資ブームを迎えた時期と重なり、どうにかこうにか就職はすることができました。
大学へも実家のある南大阪から通い続けるほど地元志向が強かったため、就職先も大阪に本社のあるグローバル企業という基準で職場を選んだものの、数度の転勤・転職を経験し、大阪⇒滋賀⇒中国安徽省⇒滋賀⇒群馬⇒大阪⇒福井⇒タイ⇒福井⇒メキシコ⇒福井⇒インド⇒福井、と計14回の引越の末、昨年8月からドンナイ省ビエンホア市に勤務し、また同市に住んでもおります。(おそらくこのままベトナムで会社員生活は終える予定ですので、引越しはこれ以上ないかと思われますが…。）

皆さまにえらそうなことを言えた立場ではありませんが、最近来し方(まだ46歳ですが）を振り返ると、仕事でも遊びでも何ごとでも食わず嫌いをせず「野次馬精神」旺盛に何事にも首を突っ込み続けていれば、何らかの状況は開けてくるのではないかなという思いに至っております。大変なご時世、学生生活や就職活動に行き詰まりを感じている方もいるかと思いますが、いいことも悪いこともそう長く続くもんではありません。
私自身、入学して大学をすぐに辞めたくなり、冨田先生に泣き言を聞いていただいていましたが、ずるずる居座り？今日にいたっています。

最後に改めまして、恩師の先生方、諸先輩方、同期、後輩の皆様のおかげでどうにかこうにかやれておりますこと、この場をお借りしまして深謝いたします。

お知らせですが、当地で東京外大・大阪外大(阪大外国語学部）合同でホーチミン市外語会という食事会を不定期開催しております。当地のフリーペーパーなどで告知をされているようですが、最近、阪大外国語学部の参加者がほとんどいない状況になっています。ベトナム語に関係なく現役、卒業生問わず阪大外国語学部の方も対象ですので、是非ご参加いただきたいと思います。

また不定期に大阪外大・大阪大学のベトナム語関係者を対象とした食事会も開催してますので、留学生など現役生も是非ご参加いただきたいと思います。
いずれも幹事様につながせていただきますので、参加ご希望の方は遠慮なく私あてにご連絡を頂ければと存じます。(私の連絡先は今田さんか近藤さんにお聞きください。）