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こんにちは、99年卒業の遠藤(旧姓:和久)亜矢子です。

卒業して23年もたったんですか…今もベトナムにどっぷり浸かる数少ない中の1人です。
私の同期は確か15名(程度)で、現在でもベトナム軸に仕事をしているのは4名ですので多いほうでしょうか?

懐かしい大学時代。私は大学がとても好きでした。外大生のオタクっぽい雰囲気が大好きでした。(あくまで『いい意味で』です。)外大生は変な人が多いと今でも言われますが、本当にそうですね。変に時代に流されることのない個性的な人が多かったと思います。そして、それが居心地のよい環境でした。
大学が好きと言っても、真面目な勉強ができる学生ではありませんでした。先生方にも相手にされていなかったと自覚しております。

そんな私がベトナム語を選んだのは様々な理由からです。東南アジアの雑貨や服が好きだった、高校の時に途上国支援のボランティア活動の中でベトナムと接していた、父に宗教や民族、政治が安定していて経済発展が見込めると勧められた、、、など。
けれどもベトナムにこんなにハマってしまったのは、「前世がベトナム人」だからなのでしょうか(笑)。なぜか切れない縁を感じてしまうのです。

同期と久々の再会

私は今、カカオ農園とチョコレート工場の運営をしています。完全な異業種から飛び込んだ全く新しいフィールドで、ゼロイチ、イチジュウに取り組んでいます。
世界中で愛されるチョコレートの原材料であるカカオが、ここベトナムで栽培されているという事を知ったのは、たった7年前のことでした。

特にチョコレートが好きでもなかった私が、ベトナムのチョコレートの個性的な風味に驚きました。
カカオが栽培できる天候と土壌を持つのは世界でも選ばれた土地だけです。そこで品質の高いカカオ豆をつくる技術をもつベトナムのカカオ農業の将来がキラキラと輝いて見えました。

カカオ農園にて同期と

そのポテンシャルの高さを生かすために何かできないかと目の前の事をやっていたら、いつの間にか自分たちでカカオ栽培から行うチョコレートのブランドを作っていました。とても驚いています。
学生の時はもちろん、ついこの間まで、ベトナムでチョコレートを作る自分の姿なんて、これっぽっちも想像していませんでした。人生はどうなるか分かりません。

もうしばらくベトナムにいて、ここから日本、世界にベトナムのカカオの美味しさを発信していきます。
単に利益の追求をするだけではなく、カカオ生産者や関係者のみんなに利益が還元されるよう、また生産者が自分の仕事にやり甲斐とこだわりを持てるようなエコシステムを作っていきたいと考えています。

こんな商品を作っています(画像は「チョコレートタブレットBINON」)

興味がある人、インターンで来てみませんか?こんな所に飛び込める人は、ベトナム語学科の変人(いい意味で)しかいないかもしれませんが…

 どんな場所かは、YOU TUBEを参考に!
https://www.youtube.com/watch?v=aYB185IXrQ0&t=701s


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