見出し画像

オープンキャンパス2022後記(2)

こんにちは、近藤です!
前回はオープンキャンパス2022についてレポートさせていただきましたが、今回はオープンキャンパスというイベントについて、少しく考えをまとめてみようと思います。
 
オープンキャンパス、皆さんは参加されましたか?近藤は高校時代、大阪外国語大学のオープンキャンパスに参加しております。確かあれは2年生の夏だった気がするので、2003年のことではないかと。オープンキャンパスなるものが広く行われるようになった走りの頃だったのではないでしょうか。
千里中央から粟生間谷行きのバス停に長蛇の列ができていて、人慣れしていない当時のわたしがその列にめげそうになっていたところ、近くに並んでいたご家族にタクシー相乗りしないかとお誘いいただき便乗させていただいたのは良き思い出(笑)。その節は本当にありがとうございました。
今となってはオープンキャンパスの内容がどうだったかというのは正直よく覚えていないのですが(ちなみに、ベトナム語専攻の説明会には出ていません!笑)、オープンキャンパスのときにもらったクリアケースが受験期の心の支えになっていたことは、今でもよく覚えています。

今ではオープンキャンパスはすっかり市民権を得て、新入生が志望理由として「オーキャンに参加しておもしろそうだと思ったから」を挙げることも珍しくなくなりました(この「オーキャン」という略称にはいまだに慣れません・・・笑)。2020年度からはオンラインでの開催も始まり、遠方からも参加しやすくなったことは大きなメリットだと思います。もちろん、できることなら現地の空気を吸ってみてほしいなと思いますが、みんながみんな、それが可能な環境や条件があるわけじゃないですしね。
(個人的には“空気が合う”かどうかはとても大事。ちなみに、わたしが留学先を選ぶときの決め手になったのも“空気”でした。)

オープンキャンパスの実施にはミスマッチを減らすねらいがあるようですが、その効果は本当に実感しています。先週の記事で大池さんがベトナム語専攻の説明会を「ほんわかした和やかな空気感」だったと評してくれましたが、やはりオープンキャンパス来ました!という学生はベト語のこの“空気”にすっと馴染んでくれる印象があります。ちなみに大池さんは今年度のオンライン説明会に学生スタッフとして参加してくれたのですが、この“空気”をいいなあと思ってくれた受験生が、学生となってその“空気”をつくる側に立ち、次の世代に伝えてくれるこの流れ、なんだか素敵だなあとじーんとしちゃいました。

大池さんに限らず、オープンキャンパスに参加してくれる学生はみんなそれぞれベトナムやベトナム語、そしてベトナム語専攻への熱い想いを語ってくれ、“ベト語イズム”がしっかりと根付いていることに驚かされます。普段はみんなとてもクールなので、わたしが結構ええことゆうたで今!(ドヤァ)みたいなときでもスンとされていて、あらら、やってしまったかしら・・と思うことが多々あるのですが(笑)、こういう機会に学生さんらがそういう話を持ち出してコメントしてくれたりすると、ああ、あのときのことばや態度をちゃんと受け止めてくれたんだなあ、よかったなあと嬉しくなります。
(でもやっぱり本当はその場で反応してもらえる方が断然嬉しいですよ・・・!とここでこっそりアピールしてみたり)

しかし“空気”をつくるのが学生たちならば、わたしの役割は何なのだろうと疑問になったわけですが、もしかしたらそれは“空気”を循環させることになるのかなあと思いました。今ある“空気”の流れが滞りそうになったときにふと脈々と受け継がれてきた“空気”を送り入れてみたり、“空気”が澱まないように新しい風を取り入れてみたり・・・風通しって、大事ですよね。

わたしにとってオープンキャンパスは、ベトナム語専攻とはどんなところなのかを1年に一度見つめ直す良いきっかけになっているように思います。協力してくれる学生さんも皆、ここぞとばかりにベト語愛を炸裂させてくれますし、受験生から見てそれが少しでも魅力的に映ったなら嬉しいなあ。そして、そんな受験生改め新入生と春に再会できたら・・・!なんて考えるとわくわくしちゃいます(^^)そんなこんなで、オープンキャンパス、わたしは結構すきなイベントだったりします。
 
ということで、今回は懐かしの旧キャンパスを写真で振り返りつつ(本文とはあんまり関係なかったですね。笑)、オープンキャンパス愛について語ってみました。
次回は、説明会時に答えきれなかった質問にお答えしていきます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?