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オープンキャンパス2022後記(3)

こんにちは、またまた近藤です!受験生の皆さま、大変お待たせいたしました。説明会時に答えきれなかった質問に答えていきます!今回の記事作成にあたり、1年生平田さん、2年生川口さん、4年生内田さん・原田さん・手代さんにご協力いただきました~ありがとうございました!

〈受験勉強・高校生活に関すること〉

Q1. 志望大学の決定はいつ頃しましたか。
平田(以下、平)「高1の6月に恩師の『真面目やから阪大似合うぞ』の一言で。でも自分の意思を持つことがいちばん大事」
川口(以下、川)「高1の春です。こんな多くの種類の言語に触れられる場所はいいところに違いない!と直感で決めました」
内田(以下、内)「高1で初めて模試を受験した際に志望校を書く欄があり、その時以来、阪大のベトナム語専攻を第1志望にしていたと記憶しています」
原田(以下、原)「高校3年の夏頃に親に薦められて決めました」
手代(以下、手)「高校入学後すぐに決めていました」
と、早くから決めていた方もいれば、結構遅めだった方も。身近な人の助言がきっかけになったという方もいますね。タイミングもですが、フィーリング、大事ですよね。

Q2. 受験勉強をするうえで気を付けることはありますか。
平「他人と比べない。調子が悪いときでも、考えない」
川「周りと比べない」
原「SNSなどの噂や啓発本(これをしないと落ちる!など)を信じ過ぎない」
受験は自分との闘い。自分のペースをしっかり保つということでしょうか。
内「適度に息抜きする時間も見つけられるといいと思います」
手「睡眠!眠らないと調子が出ません」
という意見も。そうですね、心身ともに健康であることがいちばんです。

Q3. リスニング対策教えてください(具体的な教材や使い方、使う時期など)。
平「YouTubeでTEDシリーズの面白そうなものを見聞きしているのが楽しかった(私のお気に入りはこちら!)。あとはシャドーイング」
川「どのようなことが問題で問われているか過去問研究。解答時間に余裕がないため、先に問題文から大まかな解答の枠組みを立てておく。TED-ed(YouTubeで見れます)の動画が長さ的にも難易度的にも外国語学部の入試対策にはオススメです」
TED-ed、人気!楽しんで取り組めるのはいいですよね。
内「実際の試験形式を知るという意味でも、赤本のCDなどを使って問題に早めに触れておくと良いと思います」
手「CD付きの高校のワークを何周もして、1日ひとつ必ず聞く→一緒に読む→シャドーイングといった流れで行うようにしていました。身体に英語を染み込ませるイメージでやるといいのかなぁと思います」
教材は何であれ、とにかく英語の音に慣れることが大事なのかもしれません。

Q4. 高校生のうちにやっておいた方がいいことはなんですか。
平「全力を出した結果としての、成功体験と挫折の経験をすること」
川「『若いうちの苦労は買ってでもした方がいい!』と高校の先生に言われたことがあるので、自分が耐えられる程の苦労かなと思います…多分」
と、おふたりからなかなかストイックな回答をいただきましたが、確かにこうした経験のある人は大学生活でも強いように感じます。
原「友達とたくさん思い出を作ることです。実家から離れる人は遊ぶ機会が減るので」
という意見も。個人的にはわたしも、高校生の皆さんには高校生活を思う存分楽しんでほしいなあと思います。将来も大事だけど、今も大事にね!

〈大学生活に関すること〉

Q1. 宿題は多いですか。
平「高校に比べてはだいぶ少ない。だからといって楽とは限らない」
川「自主学習を含めればある意味無限…」
内「提出物そのものは多くないかもしれませんが、自主的な学習を含めるとそれなりの勉強量が求められるかもしれません…」
原「一つ一つの質が重くなって責任感を感じます」
手「学年が上がるほど、それぞれがそれぞれの課題に取り組むという自主性が求められる気がします」
これは大学と高校までの大きな違いのひとつかもしれませんね。課されるものは確かに高校までほど多くないと思います(それでも外国語学部は他学部より多いと思いますが・・・)。だからといってやらずにいると・・・。内容と期限が決められた宿題って、実はとってもありがたいものだったんですねえ(笑)

Q2. ベトナム語の映画なども理解できるようになりますか。
手「ちょっとしたセリフとかを理解できた時は、何だか嬉しい気持ちになります。映画を見ることは、語学習得において非常に質の良い学びになると思います」
内「日本語字幕付きのベトナム映画もいくつかあると思うので、字幕を見ながらベトナム語を聞くというのも勉強になると思います」
内田さんが具体的なリスニング勉強方法を教えてくれました!そうですね、自然に「~できるようになる」ことは決してないですが(これは語学全般に言えることかと。)、そうなるための練習方法はいろいろ考えられますし、一緒にトライしてくれる仲間がここにはいますよ!

Q3. 本当にベトナム語で卒論を書けるようになるんですか。学生の皆さんは一日何時間くらい勉強していますか。
原「やる気がある日は2時間以上はしてます。疲れている日は単語一つだけ、動画サイトのベトナム語動画を見るなど気持ちを軽く」
勉強以外にも部活やサークル、アルバイト・・・みなさんそれぞれ忙しいですからね。うまくやりくりする必要があります。
手「現在絶賛卒論執筆中ですが、なんやかんやベトナム語で文章を書いています。入学前は私もそう思っていたのですが、先生方が本当に素晴らしいので、もうあとは身を任せて真摯に取り組むのみだと思います(私も引き続き頑張ります!)」
と、手代さんから嬉しいコメントいただきました(言わせてないよ!笑)!そうですねえ、書かないと卒業できないので、まあ書くしかないんですけど・・・(笑)。これもQ2同様、自然に「~できるようになる」ことは決してないので、地道にコツコツ積み上げていくことが大切だと思います。語学の習得に近道なし!時間は、それぞれが必要とするだけかかります。
原「卒論は根性です!!」
ですよね(笑)。

Q4. 英語の授業は役に立ちますか。
原「ベトナム語と日本語の翻訳の比較で行き詰まった時には、英語をプラスするとわかりやすくなることもあります」
手「英語を使って話をしたり文章を書いたりした経験は、ベトナム語にも生きていると思います」
英語を勉強した経験は、新しい言語を勉強するときに役立ちます。何事も「〇〇はわたしにとって役に立つか」ではなく、「わたしは〇〇をいかに役に立たせるか」と考えながら過ごせるといいですね。

Q5. 大阪大学はまじめなイメージがありますが、楽しいキャンパスライフを送ることはできますか。
川「良くも悪くも自分で選択できることが多いので自分次第かなと思います!」
原「高校生のときにできなかった経験がたくさんできると思います」
「楽しいキャンパスライフ」の定義次第ではないでしょうか。「楽しい=ラク」という意味なら難しいと思いますが、「楽しい=有意義」なのであれば、自分の過ごし方次第でどれだけでも可能かと。最終的にはどんな環境も楽しんだもん勝ち(笑)。

〈ベトナムに関すること〉

Q1. ベトナムの美味しい料理は何ですか。
原「食べやすいのは揚げ春巻きやバインミーでしょうか」
手「フォーが大好きです!空芯菜の炒め物も美味しいし、バインセオも美味しい!バナナのチェーも美味しいです!!」
原田さんと手代さんがおすすめ料理を挙げてくれました。ぜひお試しあれ~
川「まだ開拓中ですが、今まで食べた料理はどれもおいしかったです!」
うんうん、むしろ美味しくない料理に出合ったことがない・・・ぜひ胃袋掴まれてみてください(笑)

Q2. いちばんのカルチャーショックはなんでしたか。
原「交通事情です。ベトナム語研修に行った際に、幅5メートル以上ある歩道を全てバイクが占領していました」
手「レストランで出てくるお手拭き、使うと料金がかかる!(初海外だったので驚きました)」
確かに~~~(笑)

〈就職・就活に関すること〉

Q1. 主な就職先はありますか。
こちらをご覧ください
(すみません、近々ちゃんと更新しておきますね・・)

Q2. 就職先の企業からベトナムに転勤できますか。
ベトナムに限らず、海外で活躍されているOBOGさんがたくさんいます。そんなOBOGさんからのご寄稿もあるので、よかったらこのnoteを遡って読んでみてね~

Q3. インターンは簡単に参加できますか。
原「大企業のインターンは本選考よりも狭き門で、なかなか行けませんでした」
手「その都度エントリーシートを提出して通過する必要があるようなので、難しいのかもしれません」
はい、何事もそうですが「簡単に」はできないと思います・・皆さん、選考頑張っておられます。頑張れ、就活生!

Q4. ベトナムに関連した企業に就職できますか。
手「私は最終的にかなりベトナムに関連した企業に決めました。笑」
という方もいらっしゃいますが、これはベトナムを軸に就活をするかどうかによるのではないでしょうか。違うことを軸に就活していたのに巡り合った就職先が実はベトナムと関係が深かったり、ベトナム人がたくさん勤めていたり、ベトナムに支店や工場を出すことに決まったり・・・というご縁からベトナムに関わることになった人も。

以上です。参考になれば嬉しいです。改めまして受験生の皆さん、お体に気を付けて悔いのない受験生活を!またお会いできることを楽しみにしています!

長すぎる後記にお付き合いいただきありがとうございました!
 
2022年8月
近藤美佳

オープンキャンパス2022後記(1)はこちら
オープンキャンパス2022後記(2)はこちら


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