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羽生善治という天才

埼玉県所沢市出身。1970年9月27日生まれの49歳。
15歳でプロ棋士となり、25歳で将棋界初の全7タイトル獲得。
永世タイトル七冠を達成し、将棋界で初めて国民栄誉賞を受賞。
…言わずもがな、「羽生善治」さんのことです。

昨日、イチローについて書きましたが、羽生さんもイチロー同様に独自の哲学をお持ちで、数々の名言を残されています。

「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。」

「人間には二通りあると思っている。不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ。」

「追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ。」

数々の偉業を次々と成し遂げ、若くから「天才」と呼ばれた羽生さんでしたが、昨年、平成元年の初タイトル獲得から初めて、全てのタイトルを失う「無冠」となりました。今までにも何度も逆境があったことと思いますが、努力を重ねてそれを跳ね返して来られた方なので、例え今は無冠でも、また再び栄光をつかむ日も遠くないことだと思います。

羽生さんの言葉の中にこんなものもありました。

「勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい。」

僕がいま必死に取り組んでいる『くがことみ&すぎやまゆうなファミリーコンサート』はチケットを販売する興行なので、一般的には、成功か失敗かは、①集客②収支(利益)が判断基準になります。

満席に達しなかったら、赤字になったら、興行的には失敗なのかもしれません。でも、今回に関しては、「子どもたちが楽しんでくれること(=高い満足度)」が、成功・勝ちだと考えています。(新潟公演も赤字でしたが、成功したと思っています)

クラウドファンディング(https://cf-shinshu.jp/project/detail/585)もあと2週間を切ったところで、目標額まであと57万円。目標額に達しなければ失敗なのかもしれません。でも、多くの方が応援してくれています。多くのご支援をいただいた時点で、挑戦した意味があるんだと思います。

すでに長野・石川の全ての保育園・幼稚園・こども園にチラシを送りましたが、もっと多くの場所へチラシを送るべく、子育て支援センターや児童館、会場周辺の飲食店などをリストアップをしています。小学校には1件1件許諾の電話をかけてます。0歳の世話をしながらそんな作業をしていると、1日があっという間に終わってしまいます。(2歳の娘が保育園から帰ってきたらもう仕事ができません…)

でもそんな地道な作業も、羽生さんの言う「大切な過程」なんだと思いました。開催まであと二ヶ月半、準備過程も大切にしていきたいと思います。

なぜこんなに毎日毎日必死になっているか、実は大きな理由があります。それは明日。

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