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前澤企画に…

2月7日、元ZOZO社長・前澤さんがツイッターにて、お年玉企画に続く新企画を発表しました。

詳細はこちら↓

簡単に説明すると…「起業したい人からビジネス提案書(事業計画)を募集し、10億円を10人に投資する」という「起業家支援」企画。ただし、「募集期間10日。審査料10万円」という条件付き。

ツイッターなどでは批判も多くありましたが(多くは的外れや僻み)、中には「これはチャンスだ!」と息巻く人たちも見かけました。

僕はというと…「チャンスだ!」と思った一人です。

なぜなら…実は…数年前からある新規事業を計画していました。でも、いろいろあって、少し中断しているタイミングでした。(諦めてはいません)

その新規事業には1000万ほどの資金が必要なのですが、もし10億円投資(融資ではなく)してもらえるのなら、それを拡大して全国展開する事業計画書を書こうと思いました。「前澤さんの知見・人脈・影響力、そして資金」というニンジンをぶら下げられたら、それはやっぱり飛び付きたくなります。(前澤さんにはアンチも多いですが、僕はわりと好きです。ZOZOを使ったことありませんが)

もともと事業計画書は作ってあったんですが、新企画発表後、何日も夜ふかしして提出用の「ビジネス提案書」を書いては直し、「事業計画書の書き方」をネットで調べて、図書館で本を借りてきて何冊も読んで、95%くらい書き上げていました。審査料もなけなしの個人貯金から出す用意をしていました。

でも…

応募するのをやめました。

それは、「どうせ選ばれない」と弱気になったとか、審査料10万が惜しくなったから、では全くありません。

①10億円規模の事業をしたいわけではなかった(僕はその器でもない)

②自分の夢を人に指図されたくない(アドバイスは積極的に聞きますが)

③会社を大きくしたいわけではないし、金持ちになりたいわけでもない

④家族との時間を大切にしたい(大きな事業をしたらきっと失う)

特に③と④は僕が常に思っていることなので、きっとその信念を曲げたりないがしろにしたら絶対ダメだと、改めて思いました。

締切3日前で530件の応募があったそうなので、最終的には800件くらいか、もしかしたら1000件までいくんでしょうか。(審査料だけで1億!)

「前澤が出会いたいのは、夢ある事業プランやアイデアを持ち合わせた、挑戦意欲と社会貢献意欲の高い起業家です。」と書かれていましたが、たぶん僕の事業計画はその条件をクリアしています。ただ、どう考えても「儲かるビジネス」はないので、もしかしたら「儲かるように改善」を求められるかもしれません。でもそうなったら「僕の希望する事業」とはきっと違ってきます。

なので…

やっぱりやめました。何度も自問自答しましたが、これでいいと思います。

10億円はほしいけど、10億円で魂や自由は売れませんでした。

この企画を否定するつもりは全くなく、応募する人を応援したいし、こんな企画を立てる前澤さんはカッコいいと思います。

事業計画書は、以前から作っていたものを今回またブラッシュアップしたので、現段階でもわりとよくできていると思っていますが、今後さらに加筆修正していきます。資金集めのためにいずれ必ず必要になってくるので、大事にします。

えっ?肝心のその事業計画はどんなものかって?

それは…「いつか必ず、自分の力で実現する」ので(資金の問題だけです)、それまでのお楽しみということで。(最後まで言わんのかーい!)

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