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#7 オージーから学んだ気楽な生き方 -自分らしく生きると決めた瞬間から人生はものすごく気楽 -


私は型にはめられるのが嫌いだ。


「女性なんだから」

「男性はこうあるべき」

「普通はこうでしょ」


幾度となくこんな言葉に嫌気がさして、違和感も感じて、いやな感情に包まれていた。


特に日本人は型にハメようとする。

そして型にハマっている方が安心、だったりもする。


私はなぜみんな型にハメようとするのか不思議で仕方なかったし、すごく息苦しかった。


そうやって過ごすうちに日本にいること自体が息苦しくて、もどかしくて逃げたくなってたのかもしれないな。



逃げるようにオーストラリアへ


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「留学」は付け足した理由のようで、本当は日本から出たかった。逃げたかった。


日本にいることの息苦しさやもどかしさ、全てから解放されたかったんだ、と今なら思える。


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オーストラリアではスッと肩の力が抜けた感覚。今まで日本で感じたことのない安心感があった。


オーストラリア人はとにかくフレンドリー。

誰にでも「Hello!」と挨拶できるようなとにかくハッピーな人種なのである。


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幾度となくそのハッピーなオージーに自分の価値観を塗り替えてもらった。



特に現地でできた友達にはすごく感謝してるし、今でも心の中にずっと大切にしている一緒に過ごした日々。


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オーストラリア人にブラジル人、インドネシア人。

多様な民族が暮らすオーストラリアは多人種に対してもすごく寛容に受け入れてくれる。


彼らといるのはすごく心地よかった。

普通なら言語もなかなか通じない人たちに安らぎを覚えるのはおかしい話なんだけど、なんでだろう?と考えた時に浮かんだこと。

彼らは私に対して、年齢も聞かなければ、生い立ちも聞かない。人種で差別することなんてもってのほか。


なんのフィルターも通さずに「わたし」を見てくれたのである。


今でも涙が出るほど。優しくしてくれた彼らにすごくすごく感謝している。


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海外へ出て感じたこと


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オーストラリアで1年間を過ごし、見つけた答えは

「人生ってこんな気楽でいいんだ」ということ。


日本にいる時は感じられなかった価値観。

常に「周り」からの視線を気にしたり、「周り」の反応でその場を誤魔化したり、そんな人生が嫌だったんだ。


オーストラリアに行ったからこそ、新たな考え方、価値観、そして人生観まで変わった。


「自分の人生は自分だけのもの」「人に惑わされず胸を張って生きよう」と決めた瞬間である。



価値観というのは、自分の知らず知らずのうちに凝り固まってしまっている。

時に幼少期に出来上がった価値観というのは塗り替えるのがなかなか難しいものだと感じる。


子どもにかける一言が子どもの価値観を作り上げるとしたら、

私たち大人はどんな風に声を変えてあげるべきか。


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私は子どもに対してなんのフィルターも通さずに「一人の人間」として関わるんだ。


保育士ベビーシッター

小西 なつき


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