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保育と巧技台と仲間と情熱

東京へ

8月5〜7日
東京に行ってきた。
目的は巧技台という遊具のブース出展のお手伝い。
板橋区で行われる小学生に向けた体力テストの会場の一角でのブース。

巧技台とは?

保育関係者なら知っている人も多いが一般的にはメジャーではないだろう。
オオニシ体育株式会社という企業が作っている遊具の名前である。

読んでくださっている方の中にも小さい頃に遊んでいたかも!と思われた方もいるかもしれない。
歴史は古く会社自体は昭和よりも前からあるらしい。
昭和初期幼稚園での広がりがあり日本中で広く使われている遊具である。

巧技台の魅力を掘り起こす会

僕は巧技台の魅力を掘り起こす会という組織の代表をしている。

この会の成り立ち…
巧技台という遊具は体育遊びのイメージが強い部分もあり、進行方向等の決め事や運動指導のような側面を感じている保育関係者も少なくはない。そのようなイメージだと、こどもたちの主体性との相性が悪いと感じる人もいる。実際に僕がそう思っていた。
また収納スペースから準備等に時間を要する事から活用に対するハードルも低くはない現状。

結果…園にはあるが活用されておらず、倉庫に眠ってホコリを被っている現状が多くあるのかもしれない。

数年前にオオニシ体育の営業さんと僕が出会い僕の保育仲間で巧技台をよく活用しているメンバーと巧技台のオンライン勉強会をした。

その会が盛況で、やはり巧技台を眠らせている現状が少なくないようで
せっかくこどもたちの為に買っている物を活用していこうよ。
そう思って立ち上がったのがこの
【巧技台の魅力を掘り起こす会】
である。

運営メンバーは

  • 現役保育者

  • 理学療法士

  • 現役市議会議員

  • オオニシ体育株式会社営業マン

と非常にバラエティに富んだチームである。

巧技台活用の情報共有の為のグループも運営とは別にありそのメンバーは40名を越えている。

掘り起こす会とオオニシ体育

そんなこんなで巧技台の魅力を掘り起こす会でオオニシ体育さんのお手伝いに行かせていただく事が最近増えている。

他にも保育園での巧技台研修のお手伝いもさせていただいている。

イベント当日

何度か巧技台イベントも自主開催しているのだが今回はブース出展。

対象者はスポーツテストを受ける小学生とその付き添いで来た幼児さん。

年齢層も幅広いためあまり難易度を上げずに設置。

ゆきちゃん on Instagram: "巧技台での運動環境構成 【高さと難易度】 今回は小学生を対象としたスポーツテスト会場の一角に巧技台のブースを設置。 このブースに参加が想定されるのはスポーツテストを受け終わった小学生とその付き添いできた兄妹の幼児さん。 まずは誰でも挑戦できる難易度で設計。 1番高さのある場所で50㎝になっています。 平均台のような一本橋はビームと言います。 ビームの平面と丸面。両方を用意。 渡る・登る・くだる・くぐる・跳ぶ等の動きができるようにしてあります。 ルールは ・体育館シューズもしくは脱ぐのなら裸足 のみ 巧技台に慣れていない人も来る事が予想される為、動線をあえて作っていますが どちらから進んでもかわまないようになっています。 進行方向をあえて決めない事で、こどもたち同士で譲り合いが起きたり話し合いがあったり、そこでの社会性も見られるようになります。 簡単にしすぎると飽きてしまうのではないかと思われるかもしれませんが難易度はこどもたちが自らに制限を課してあげていきます。 例えば手にボールを持って進んでみたりバランスが更に必要になるような条件にしてやってみたりします。 高さに関してもとかく高くしようとしてしまう事があるかもしれません。勿論高さに挑戦して楽しむ子もいるとは思います。 しかし闇雲に高さを出して危険度を上げなくてもこどもたちは十分に楽しむ事ができます。 ちなみに今回 入れ替わりがありながらの5部制でブースへの来場者総数は200名を越えていました。※1回にブースに入るのは5〜15名程度。 2歳〜小学4年生までが混在していましたがトラブルもケガも0でした。 以上 備忘録と誰かの参考になれば #巧技台 #保育園 #幼保連携型認定こども園 #こども園 #幼稚園 #保育 #保育者 #保育士 #保育教諭 #幼稚園教諭 #こども #子ども #子どもの人権 #人間関係 #子育て #子育て支援 #子育て相談 #主体性 #自主性 #保育者さんと繋がりたい #保育士さんと繋がりたい #教育" 20 likes, 0 comments - yukichan_hoiku on August 6, 2023: "巧技台 www.instagram.com

詳しくは僕のInstagramに載せている。
興味のある方、設置の意図等を知りたい方はInstagramのキャプションをご覧いただきたい。

結果的に巧技台ブースは大盛況でケガもなく終える事ができた。

仲間

ここまでは全て前置き(笑)
今日のnoteはここからが本番(笑)
前置き長くてごめんなさいね(笑)

巧技台の魅力を掘り起こす会の運営メンバーは関東を中心に愛知•兵庫•宮崎と全国広範囲に渡りなかなか全員で集合は難しく…
なにせ代表が宮崎である(笑)

それでも立ち上がって3年目。
毎回オンラインでのミーティングを重ねている。

巧技台が好きというのは勿論なのだが
せっかく持っているのなら
こどもたちの為に使ってほしい
その思いでこどもたちの遊びがこんなに充実しますよ。
それを伝えたくかなりの時間を割いて話し合いをしている。

そこにあるのは
【こどもたちのために】
その一念である。

生まれた場所も働く場所も何もかも違う僕たちがこんなにまとまれるのは1つの目標明確なに向かっているから

仕事でもないけれどこんなにも熱く一緒に活動できる事は本当にありがたく嬉しい。

最高の仲間たちに本当に感謝

これからも益々発展させていきたい

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