【会計士短答一発合格】管理会計論　得点85％　直前に試験会場まで持参したまとめ 標準原価計算2

問、答、問、答の順で記載しているので、紙で隠してずらしながら一問一答のように使ってください。

標準原価計算
インプット法とは

購入時点で原価要素ごとに差異を把握する

その都度するから原価管理の面から望ましい

計算記帳が煩雑

アウトプット法とは

完成時点で原価差異を把握する

計算記帳が少なくて済む

差異を期末に把握するため原価管理の面から良くない

シングルプラン

投入時点において材料費などで把握される
パーシャルプラン

完成品原価及び期末仕掛品原価の段階で標準原価計算

原価差異は完成品と期末仕掛品の標準原価が確定する原価計算期末において仕掛品勘定で一括把握される

差異の把握方法と生産形態

インプットは個別原価計算のみ

アウトプットは個別原価計算も総合原価計算も使える

修正パーシャルプランとは

仕掛品借方の当期製造原価を標準原価かける実際の量で記帳する

管理不能な価格面の差異が仕掛品勘定からなくなりより有効な原価管理ができる

標準原価差異分析の必要性

財務諸表作成目的

原価管理目的

例外管理の原則

原価差異は

管理可能で多額の差異のみについて報告する

標準原価差異の発生原因

価格面は外部要因に基づく管理不能なものが多い

消費面は内部要因に基づく管理可能なものが多い

混合差異

原価管理を効果的に行うためには管理可能性の原則に沿って分析を行うべき

価格差異、数量差異、時間差異　相互の関係

価格差異が有利なら安い材料を使った

数量差異が不利なら標準よりも多くの投入量があるということ

歩留まり率の悪化により時間差異が生じる

原価差異の会計処理

基準によると現実的標準原価か正常原価を使うこととしている

差異は多額にならないはずだから

期末製品期末仕掛品に追加配布される金額は僅少であり

原則として売上原価に賦課する

しかし差異が多額の場合には期末製品仕掛品に追加配布される金額を無視することはできない

その場合科目別に配布することを容認している

配合歩留まり差異の算定条件

製品の生産が2種類以上の材料の配合の組み合わせによって行われること

材料間に代替可能性があること

材料の測定単位が同一であること

歩留まり差異配合差異

配合と歩留まりのトレードオフ関係を意識して合計で判断する

加重平均

標準価格を用いた歩留配合差異

平均よりも安い材料を

多く使えば有利となる

全社的な観点からの差異分析