保育の転職シリーズ2スタート!面接前の事前準備編
このシリーズでは「保育の転職」をテーマに保育業界の現状や転職ノウハウをシリーズとして発信しています。
今回は面接前の事前準備編と題し、質疑応答のまとめや事前に整理しておきたい・確認しておきたいポイントについて解説してきます。
志望動機をまとめる
すでに履歴書や職務経歴書・自己PRなど作成済かと思いますが、面接における【志望動機】の伝え方についてまとめてみましょう。
〔保育の転職シリーズ1-2職務経歴書〕のnoteもチェックしてみてください!
「履歴書の内容そのまま読んではダメ?」
→履歴書には決まった枠があり、志望動機も簡潔にまとめる必要があります。面接はコミュニケーションでもあるので、履歴書に書いた内容をそのまま読み上げるのは避けて、内容が逸れることがないよう配慮し、さらにエピソードやご自身の転職にどのようなビジョンがあるか伝えられるように準備しましょう。
ただ、そのビジョンもエントリーした園で実現できるかも大切なポイントですので、エントリー後もなるべく園のWEBサイト等で情報収集をしてください。
面接のシュミレーションをしよう
保育園や幼稚園は子ども達や保護者様相手のお仕事ですので、笑顔でお話できるかが大切です。もちろん緊張はあるかと思います。面接時は「相手の顔に視線を向ける」「口をできるだけ大きく動かす」と印象も違いますので意識してみてください。
面接では下記の質問が想定されます。(保育のとびら会員様向けのマニュアルを一部抜粋しました♪)
(1)保育園や幼稚園の経験について
未経験歓迎の園も多くあるので、経験がない人も落ち込む必要はありません。経験者は下記の点を想定してまとめておくと話しやすいです。
・担当/担任経験のある歳児やクラスについて・子ども達や保護者様と関わる上で意識した/工夫した点・得意なこと(ピアノ/製作/手遊び/身体を動かすこと等)
(2)働き方についての確認
保育園や幼稚園には様々な施設種もあれば多様な働き方もあります。下記の点に相違がないか確認しましょう
・雇用形態などの就業条件面・業務内容・クラス担任の有無・駐車場・昼食・勤務時の服装・休日と休暇
(3)退職理由
どの業種・職種でも共通のことですが、面接時にはよく聞かれる質問です。退職したことについてお話する時は虚偽がないようにしましょう。ネガティブなイメージはあるかと思いますが、園長先生や採用担当の方はあなたの「人柄」や「仕事で大切にしているポイント」・「仕事のモチベーションになっていること」をその質問から知ろうとしている可能性があります。自身のことを細かく説明するのではなく、できるだけ簡潔にまとめましょう。お話する時は退職した園の個人情報やプライバシーの点に配慮するように気を付けてくださいね。
質問を準備しよう
「実際に働いてみたら思っていた内容と違う!」という事態を避けるためにも、ご自身が気になる部分(特に求人票に書いていなかった就業条件面など)は、前もってメモ帳にまとめておきましょう。
遅刻厳禁!
保育園や幼稚園で特に規模が小さい園は、「採用担当部署」などの窓口は存在せず、面接の時には保育時間を削って面接の時間を作っています。日々、子ども達の様子や園の状況によって1日の活動スケジュールも変わりやすいので、面接の時間に遅刻したり直前でのリスケがないように気を付けたいところです。
ですので、事前に園までの通勤経路や所要時間のチェックをしましょう。電車など公共交通機関や車で移動する場合は天気にも左右されやすいので気象情報もチェックしましょう。
いかがでしょうか?次回は「身だしなみ編」としてポイントを解説していきたいと思います。
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