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保育士資格を独学でとってみた その②

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【試験前の対策】

試験前1か月は知識のインプットを一旦保留にし、多くの時間をアウトプット(=演習)に費やしました。模擬試験や過去問題集を購入し、ひたすら数をこなし慣れてることにしました。この期間に気を付けていたことを3つご紹介します。
(1)出題形式に慣れる
(2)回答を問題用紙に記入するクセをつける
(3)間違えた理由を考える

まず(1)出題形式になれる ですが、試験はマークシートで行われます。ですので、マークシートという回答の仕方に慣れる、問題文の読み方や回答の選び方などにもコツがあります。これはとにかくひたすら何度も解いていれば自然と慣れてくるので心配いりませんよ♪
次に(2)回答を問題用紙に記入するクセをつける についてです。マークシートなので、ズレたまま回答を続けることがないようにミス防止と、試験当日も解答速報がでてくるということもあり、自己採点の際必要になると思うので普段から問題用紙にも回答をメモして、見直しができる習慣を作っておくといいと思います♪(1)・(2)共通するのは「継続は力なり」というところですね◎
最後に(3)間違えた理由を考える についてです。試験が近づくにつれ、いくつも間違ったり合格ラインに届かないとショックを受けたり焦ったりのループに陥ってしまいがちです。そこで私は「なぜ間違えたのか」考えることを大事にしていました。例えば「マークをミスした」「知識が足りなかった」「時間が足りなかった」など・・・苦手な出題形式の分析、知識が足りてない!と思った分野だけもう一度基礎から復習をしたりしました。間違え方によってリカバリーの方法を変えると少しずつ正答が増えてきてモチベーションアップにつながりました。
★過去問にはない?!時事問題への対策★
独学あるあるだと感じましたが、過去問を解く中で最新の法改正や時事問題も取り扱われていることに気づきました。独学なので、今年の傾向や時事問題がまとめられているわけでもなくひたすら模擬試験やネットで情報収集をしていて時間や工数がかかっていました。私のやり方はおススメできるものではなかったので、こちらはぜひ直前対策講座などの受講もおススメします。

【実技試験】

筆記試験9科目、全科目で合格すると、2科目の実技試験が待っています。実技試験は下記3科目から受験申込時に2科目を選択します。①音楽表現に関する技術②造形表現に関する技術③言語表現に関する技術の3つです。私は①ピアノと歌(音楽)、②絵(造形)を選択しました。会場にいた8割の受験者の方は③読み聞かせ(言語)を選択されていました。実技に関しては、得意/不得意に応じて準備期間がかなり変わってくると思います。試験に申し込む時、*どのレベルが求められるのか*を事前に確認して2科目に絞るようにしましょう。
★独学で練習した反省点★
先程の「どのレベルが求められるのか」のラインがわからないことが一番の不安要素でした。また合格ラインでない場合にどこを改善したらよいのかもわからないままに練習していた時期があります。不安な方は専門の人からの評価やアドバイスをもらえる場を参加したほうが自信をもって試験に臨めると思います!

【保育実習】

実は、試験の要件として保育の現場での実習はありません!資格を取って就職する際、自分で保育実習に申し込む方はいらっしゃるかと思います。せめて実習でも保育の現場をみておきたい・・という方は実習を受け入れているところを探してみるのもいいと思います◎

【まとめ:これから勉強をはじめようと思う人へ】

ここまで読んでいただいてありがとうございました♪保育士資格はハードルが高いと思う方もいるようですが、受験資格さえあれば、独学でも資格の取得が可能です!私の場合は1日の時間を有効に使えたことも合格できた理由の一つではありますが、あきらめずにコツコツと続けたことで努力が実った◎と思っています。お仕事をしながら受験を考えている方で、1回の試験ですべての合格が難しい場合でも3年間は有効なので、少しずつ着実に合格を目指すという方法もありますよ。自分が最後まであきらめず頑張りきることが必要ですが、不安になったり自信がなくなりそう・・・という方は「独学だけで乗り切る!」と無理をせずに「合格するための近道」として、相談をする人や質問ができる環境を探してみてくださいね。


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