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子どもや保護者、地域の方とのつながりを大切に。社会福祉法人 檸檬会

子どもの自主性や探究心を育むことを大切にする檸檬会。実習で園を訪れ、子どものための保育が徹底されていることを実感したという藏端さんにお話を聞きました。

藏端 茜さん/保育歴2年 出身地 和歌山県
保育士の母に子どもの頃から憧れ、自分も自然に保育の道へ。地元出身で、園までは実家から車で数分。休日は家でのんびり過ごすより外出したいアクティブ派で、中高時代の友人と車で出掛けることが多いそう。

実習で現場を知り保育への姿勢に共感

学生時代の実習でお世話になったことをきっかけに、この園への就職を決めました。もともと地元で働きたいと考えていて、他の園も見学したのですが、特に檸檬会は子ども目線での保育をしているという印象がとても強かったんです。例えば乳児クラスで取り入れている育児担当保育。この子の担当はこの保育士、と一人ひとりに対して担当を決めているので信頼関係を築きやすく、子どもたちの安心感が生まれます。実習時にこの方法を知り、子どものためを思って保育に取り組んでいる姿勢に共感しました。

自然に声を掛け合える気持ちの良い職場環境

実際に働き始めて感じたのは、人間関係がすごく良いこと。例えば私が当番の時に掃除をしていると、通り掛かる先生たちが必ず「ありがとう」と言ってくれるんです。当番制で全員がしていることなのに、わざわざ言葉を掛けてくれることがすごく嬉しくて。私もすぐにマネをして、他の方が掃除をしていたら必ずお礼を言うようになりました。普段から先輩たちがよく声を掛けてくれるので、困ったときにもすぐ相談できて助かっています。

子どもの声に耳を傾け探究心を引き出したい

現在は、昨年担当した3歳児クラスを持ち上がり、4歳児を担当しています。子どもたちが成長するにつれて、制作活動もどんどん活発になってきました。私の園には子どもが過ごす環境を豊かにデザインしていくCCDプロジェクトのメンバーが在籍しているので、共に対話し、多様な観点からアイデアを模索し活動を進めています。また子どもの声を拾って活動につなげていくのが檸檬会の保育の特徴。探究する力が育まれるようにいつも心掛けています。子どもの自由な発想からどのように展開していくのか、いつも新しい出会いを私自身もいっしょに楽しみながら取り組んでいます。

レイモンドこども園

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檸檬会で最も歴史ある園「れもん保育園」が、2017年に幼保連携型認定こども園として新たにスタート。田んぼに囲まれたのどかな場所に立つ、デザイン性の高いスタイリッシュな園舎が目を引く。
和歌山県紀の川市古和田238-1


園内のあらゆることろにアートがいっぱい

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アート、デザイン、身体表現といったクリエイティビティを通して子どもの表現を広げ深めるCCD(チャイルドコミュニケーションデザイナー)が保育現場に在籍しています。日常の中に自然な形でアートの視点を取り入れ、探究的な学びのある環境をデザインしています。

❶子どもの自主性を大切にするコーナー保育。ままごと、絵本、制作などそれぞれのスペースがコーナーとして区切られているため、好きな遊びに存分に没頭できます。

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❷幼児クラスの食事はレストラン方式。コロナ対策を行いながら自主配膳で給食を食べています。

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❸地域から専門的知識を持った人を招き、子どもたちの豊かな経験の場をつくり出します。

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❹ウェブマップにして子どもの興味関心を深めていきます。

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レイモンドこども園 施設長 岡野 哲治さん

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保育者たちの声を聞きながら働きやすい環境づくりを

仕事はもちろんプライベートも充実してもらいたいと、職員全員が年1回は4連休を取得できるように、年の初めに一人ひとりの希望を聞いて日程を調整しています。また、毎年日帰りで職員旅行をして、スタッフ間の交流を深めています。

保育安全部 部長 西山 智美さん

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保育の基礎となる考え方をわかりやすく現場に発信

研修のオンライン化も積極的に進めていますが、保育はやはり人と人が会ってこそできる仕事であり、人とのつながりがとても大事です。現場の保育士には、子どもや保護者、地域の方とのつながりを大切にしてほしいといつも伝えています。

社会福祉法人 檸檬会

◉本社所在地:和歌山県紀の川市古和田240
◉設立:2007年
◉施設数:73
◉従業員数:1300名(2020年4月現在)
◉事業内容:保育事業、学童事業の運営ほか

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