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アラフィフの死に方を考える。


  1. はじめに

  2. アラフィフの現状と問題点

  3. 新たな生き方を見つけるための方法

  4. 充実したと思える死に方のためのポイント

1、はじめに

「死」について毎日イメージしない日はないと言えます。人生の折り返しが過ぎ、自分の力量と現実と金銭的限界が何となく見えてきてそこから感じる思ってたより「大したことない自分」に対する残念感と諦めきれない残滓のようなもの。大半の方がこれかもしれない。経済面や何かしらで確たる実績を残し、何処かしらの歴史に名前が遺る人は稀。

一方で、アラフィフはまだ夕暮れ時であって足下がまだ明るい季節でもあります。ワンチャン何かに賭けるならいけなくもない!という年齢です。再スタートとも言えるでしょう。そんなアラフィフの死に方について考えてみます。

2、アラフィフの現状と問題点

アラフィフになってもしがないサラリーマンで特に経済的に自由にもなってない大半の方々。これが対象。「もう働かなくてもオッケー!」な人は選択肢が多いのでどーぞ自由に遊んでいてくださいまし。

アラフィフの現状として上記のように
・リーマン中
・まだ稼がないと家族が…
・今まで独立経験もない
・会社と家の往復に加えて会社の人とたまに飲みに行くくらい

という方々が現状として多いかと思います。一方で
・身体が比較的元気
・まだ情熱の残滓がある
・大人としての経験値はそこそこ貯まってる

とも言えます。つまり、アラフィフこそ人生を変えるラスチャンかもしれないということ。だって全ては身体が資本だから…ね!身体が元気じゃないと何も出来んですし。これから先、身体が益々丈夫になり、運動能力が向上してく!ってないですから。もちろんエクササイズによって多少なりとも往時の体力を「戻す」ことはあってもです。身体の健康と情熱は正しく比例しますから。今が1番元気と言えるし、毎日少しずつ体力ゲージが減ってくわけです。嫌な現実ですわw

問題点として最大なものは「今まで独立とかレールから外れることをしてこなかった方々」はレールの上を歩く訓練をしてきたとも言えます。つまり、人生を変えるというか、自分の本当に歩みたかった人生を真正面から向き合ったりホイッとジャンプすることが出来なかったわけですよ。それをアラフィフの今になってそこに向かえるのか?っていうメンタルが1番の課題と言えると思います。

でもね

やっぱり今しかないと思うですよ。本当はいつだって今しかないんだけど…

アラフィフはまだ身体も動く!
大人経験値はある!(たぶん)
お金も少しはある!(たぶん)
考えてみて!60になったらさすがにシンドイw
まだ10年はある!
10年やればイッパシになれますよ!
だから50代が1番楽しかったっ!って言えるようにしたいよね!

って話です。

3、新たな生き方を見つける方法

まずは内観、俯瞰です。自分が生きてきた中で1番達成感を感じたり充実感を感じた瞬間を探りましょう。

実際やってみるとわかるのですが、意外にも自分が本当に求めているものを探すのは難しいものです。日頃から自身の本質をチラ見してないと大人になるに連れて纏った変なものが邪魔をするし、自分にも納得できるような偽りの名分を纏っているからです。

僕の場合は「次世代に繋げる何か」をしたかったようでして、壊されてしまったサイパンの慰霊碑を再建することである程度満たされました。

戦後80年間大戦遺物の保護法が無かったので保護法が成立したことで再建されたものが遺りやすい環境が作れた。現地人の協力によって(ここが大事)。というのが僕の小さな誇りになってます。

内観、俯瞰して自身の本当に望む人生がうっすらと見えてきたならばあとはそこに向かうのみ。です。

4、充実したと思える死に方のためのポイント

ここが重要かと。我々は10代20代ではないので何度もやり直しが効くわけではないですし、家族もある方も多いでしょう。

つまり、「最短距離」を走れ!

ということ。独立するのも良いでしょう。ですが、完全未経験の分野は避けるが吉。既に知識ある分野や、現在の仕事に関連する分野にしましょう。

必要最低限の知識や技術を得るまでの時間は短い方が良いわけですし、我々は「時間」が最大の敵になります。時間がかかればコストも増大し、比例してリスクも上がります。

その点、趣味でやりこんできた物事や、現在の仕事に関連するものならば最短航路が選択できます。

そして、選んだならば全時間をそこに注ぎ込みましょう。この選択と集中、フォーカス具合が充実感に直結します。

独立に際して重要なことはアタマで考えないこと。頭の中では、イメージを拡げるということに関しては適しているのですが、論理的にインフラを考えたりするには向いてませんから、必ず「紙の上で」思考しましょう。これ重要ですよ。

充実した死に方

というか、死に際に「充実感」を得られるか?は僕もまだ死んで無いのでわかりませんが、間違いないな…と思えるのは

「マジでやりきったか?」

ここに尽きるかと。そこに必要な要素として

「なんのために?」

が入ってきます。自分の掲げる大義名分に「誇り」を持てるか?にかかってるかと。

誇りはとても大事。特に年齢重ねていくと。「自分が」いくら稼ごうと、上には上がありますし、墓場まで持っていってもしゃーないです。なんせ、三途の川の渡賃は六文銭ですから。

僕の場合は2点ありまして、1点目は「次世代に繋ぐ」という大義名分と、息子たちと奥さんに「proud of u!」と思ってもらいたい。褒めてもらいたい。が心に掲げる大義名分です。

そして、自身が誇りを持って生きてゆく姿は子どもたちにも誇りを持たせることができるんじゃないか?

と思ってます。

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