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次男は泣かない

年子の下の子。いつもお兄ちゃんに勝てないので結構コンプレックスを持っていて、保育園でも学校でも大きな声も出したことなくて、家でだけ感情的に怒る内弁慶なとこがある子。

でもとても繊細で、お花や虫たちが大好き❤運動部より文化部タイプ。でも気難しい。

そんな彼ほおばあちゃんが死ぬほど好き❤️誰よりも何よりもおばあちゃん。

おばあちゃん=僕の母はな〜んでもやらせる派!

チャレンジであれば何でもしなさい!と。僕は子どもの頃は何もチャレンジしてこなかったけど。。。

超絶苦労人な母はいつも元気でとにかく怒らない。口癖のように

「私は疲れたことないの」
「風邪ひいたことないの」

と言っている。いや、普通に熱出てるけど、休めない環境が長かったからどんな状況だろうが働き続けてきたからだろう。

だから許容範囲がデカい…というか、デカすぎる…僕も許容範囲大きいと思うけど、桁違い。

例えば、マニラに一緒に行った時は言葉も知らんのにそこらの人と話しまくり、帰国する頃にはそこらの人に顔見たら手を振ってもらえるくらい。言葉はわからんくとも現地の人に

「あの人フレンドリー過ぎてむしろ心配」

と言われてたw 大抵のことは気にしない。

だから、ちょっと自分に自信のない次男は何でも受け入れてくれる祖母が大好き。僕のこともよく「おばあちゃん!」と呼ばれるくらいだw

彼は今年から小1。

今まではおばあちゃんとお別れする時には号泣してたのに今回は様子が違った。おばあちゃんとバイバイする数日前からバイバイやだな〜とは言ってたが…

祖母とのバイバイの時は僕は仕事で不在。帰宅後に次男に聞いてみた

パ「次男くんどうだった?おばあちゃんとバイバイする時泣いた?」

次「泣かなかった」

パ「あれ?ホント?絶対泣きまくりだと思ってたのに。あれだけバイバイやだな〜って言ってたじゃない」
パ「どうして泣かなかったの?」

次「……」
次「…(俯きながらジワジワ泣き始める)」

パ「あらあら…どしたの?おいで(抱っこする)」

どうやら泣きたくなくてずっと我慢してたらしい。その事を奥さんに話したら…

「おばあちゃんを玄関まで見送りした時、祖母の顔は一切、見ずに抱っこ。そのまま一切顔を見ずに後ろ向いたままでバイバイ。そのまま祖母が居なくなるまで」だったそうだ。

バイバイするのが重すぎて悲しすぎて向かい合えなかったのだ。そして、父に聞かれた時に決壊。

い、いじらしすぎるw

この出来事で次男の心も成長しているのだなぁ〜と。

いつまでも赤ちゃんみたいな次男も少しずつ成長していて、親の方が気がついてないのかもしれない。

子どもらは僕らの想像よりも遥かに早く成長していて、僕らの想像以上に子どもなのかもしれない。

子育ては親育て。教えることの100倍教わる。

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