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保育士試験まであと33日(復習:外国人)

ルター

・ドイツの宗教改革者
・教会による救済ではなく、個人の理性を通した聖書理解による個人生活の確立(魂の救済)を目指した。
・庶民にも聖書を読む能力を身につけさせるため、政府の責任のもと自国語で教育を行なう学校を設置し、すべての人々に無償(公費)で教育を提供し、親は子を学校に行かせるように求めた

ニコラ・ド・コンドルセ

・1791年に、フランス革命時、「公教育設置法案」(公教育をもとめる法案を議会に提出)=公教育のパイオニア
・公教育の3大原則は、無償性、非宗教性、義務制
・著書「公教育に関する五つの覚書」

ハーバート・スペンサー

・イギリスの哲学者
・チャールズ・ダーウィンの『種の起源』を読み、そこで表現されている自然選択説を適者生存と言い換えた
・適者生存を生物の進化に限らず、社会学や倫理学にも応用して議論を展開

パウル・ナトルプ

・ドイツの哲学者
・「新教育」の流れの中で、教育をもっと社会を通じて行うべき、人は社会の中でのみ成長出来ると主張
・著書「社会的教育学」“人間はただ人間的な社会を通してのみ人間となる”

スーザン・サザーランド・アイザックス

・イギリスの女性心理学者
・デューイの考え方に倣った実験的な教育を行った人物
・教師の役割を「遊び仲間」「活動モデル」「共同探究者」とした
・子どもは物事を客観的に見たり、論理的に考えることができないとするピアジェの「自己中心性」を否定して、幼児も論理的な思考と高い学習能力があると主張し、保育の現場や保育者の養成に大きな影響を与えた


ロバート・M・ハッチンス

・アメリカの教育者
・大人にも教育が必要であることや生涯学習の必要性を提唱し、国民の生涯学習が普及した社会である「学習社会」の必要性を説いた
・著書「学習社会論(The Learning Society)」

ラングラン  

・ユネスコの成人教育推進国際委員会にて、「生涯にわたって統合された教育」(lifelong integrated education)を提唱
・著書「生涯教育の誕生」

「生涯学習」文部科学省の定義
「生涯学習」とは、一般には人々が生涯に行うあらゆる学習、すなわち、学校教育、家庭教育、社会教育、文化活動、スポーツ活動、レクリエーション活動、ボランティア活動、企業内教育、趣味など様々な場や機会において行う学習の意味で用いられます。また、人々が、生涯のいつでも、自由に学習機会を選択し学ぶことができ、その成果が適切に評価される社会として「生涯学習社会」という言葉も用いられます。

パトリシア・クラントン

・カナダの成人教育学(成人の発達段階を考慮に入れた学習心理学の知見を多く取り入れた教育手法)の第一人者
・大人の学びは“形を作っていく”ことを重視する子供の学びとはことなり、“形を変えていく=変容していく”ことに重点をおくことが必要になると主張

ノールズ

・米国の成人教育学者
・子ども:ペダゴジー、大人:アンドラゴジー(「自己概念」「学習経験」「レディネス」「活用までのブランク」「方向付け」という5つの観点からまとめられている)

成人を対象としたアンドラゴジー
成人教育は成人が対象の教育のことで、その教育理論をアンドラゴジーと呼びます。 この言葉は、「成人」と「指導」という意味の2つのギリシャ語を組み合わせた造語です。 アンドラゴジーでは、学びそのものよりも学ぶ際の姿勢や学びの先にある実践・結果を重視しています。 なお、成人教育と類似した言葉に生涯学習がありますが、これは人間の生涯を通して成人教育を継続する働きを指します。したがって、成人教育の概念のなかに生涯学習が内包されるイメージです。

schooより
NTTLSより

ウォッシュバーン

・アメリカの進歩主義教育家
・ウィネトカプラン
・デューイの影響を受け、自習教材、自己修正教材などで学習の個別化を図った
・教育課程は読み書き計算などの共通必修教科と音楽・美術・体育など創造的活動に分け、後者では目標達成を求めず、個人の関心でとり組み度合が許容された

ヘンリー・ケンプ

・アメリカの小児科医
・児童虐待問題研究のパイオニア
・著書「殴打された子どもの症候群(バタードチャイルドシンドローム)


エラスムス

・オランダの人文主義者
・従来の強制や鞭による教育(虐待する場)から、興味や関心に根差す学習、遊戯による学習を提唱、子どもの個性や要求に応えた教育を主張
・著書「幼児教育論」、「愚神礼賛」

カント

・ドイツの哲学者
・「人間は教育される唯一の被造物である」と述べ、人間にとって教育が必要不可欠であるとことを指摘 ⇨ルソーの教育思想を批判、意図的に教育されるべきとした

ペスタロッチ

・ノイホーフの貧民労働学校、シュタンツの孤児院、ブルクドルフ等での民衆学校の開設など数々の教育実践を行なった

エレン・ケイ

・著書「児童の世紀」で教育の最大の秘訣は、教育しないことと説いた

アリストテレス

・幸福になるためには、自分の能力を発揮することが大切であり、また知性的な徳と倫理的な徳を身につけることが必要
・すでに徳を持っている人と交流し、習慣づけることで定着すると主張し「リュケイオン」と呼ばれる学校を設立


オーベルラン

・ドイツの牧師
・フランスに幼児保護所(編み物学校)を設立
・世界初の集団保育施設、託児所
・母親学校(エコール・マテルネル)の基礎

ピアジェ

認知発達理論の提唱者

アイザックス

→ピアジェの「自己中心性」を否定

オーズベル

→ピアジェの弟子
有意味受容学習を提唱、受容学習


フレーベル

・内なる神性を重視し、子どもの「遊び」を重視
・ドイツの教育学者、一般ドイツ学園
・ガーべ(恩物)=ドイツ語で神の贈り物を意味する
・キンダーガルテン、保育の父、子どもの自主性、教育的遊戯、自然的善性

ルソー

・「自然の教育」を重視
・フランスの思想家
・民主的な社会のあり方を求めた
・こどもの発見者、消極教育
・産業革命後の社会で、知識や文明の発展が、人々の欲望を駆り立て、心を堕落させ、社会的不平等を生んだとして、「自然に還れ」と自然状態への回帰を主張

ツィラー

①五段階教授法を提唱
・ドイツの文献学者
・ヘルバルト派として引き継がれ各国の教育に影響を与えた
・「分析」「総合」「連合」「系統」「方法」の5段階

ライン
②五段階教授法を提唱
→日本にも伝わっている
・1. 予備→ 2. 提示→ 3. 比較→ 4. 総括→ 5. 応用という教師の教材提示の順序

いーつぶNet より


マン

・アメリカ合衆国の北東部諸州で公教育の推進に活躍した人物
・アメリカ公立学校の父
・就学義務規定
・マンの他に、バーナード(1811-1900)も重要な役割を果たした

エドガー・フォール

・元フランス首相
・未来の学習報告
・フォール報告は、フォールを委員長とするユネスコの教育国際開発委員会が1972年に発表した生涯教育・学習社会を提唱した報告


シェルドン

オスウィーゴ運動は、19世紀後半アメリカで展開されたペスタロッチ主義の実物・開発教育運動。ニューヨーク州オスウィーゴ市の教育長 E.A.シェルドンの指導のもとに進められた

オコン

・ポーランドの教育学者
・著書『教授過程』(1956年)
・授業を科学的に分析し、「教師、生徒、教材」(教授過程の三要素)の相互関係(合法則性)を発見しようと試みた


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