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嵐の後には、虹がかかるらしい。頑張ろう、2021年(2020年振り返り)

激動の2020年を終えて、2021年が幕開け。
風の時代と言われてるけど、まだ僕自身は風を掴みきれず、もがきの中で生きています。

2020年は、ハッキリいって「コロナ様」に大打撃をくらい当初の計画は何もかもが意味を成さなかった1年でした。

大打撃後、見事な回復劇を遂げていると、この振り返りnoteで記せればよいものの、第三波の影響は間違いなく大きく、CRAZYのみならず、婚礼業界全体としても厳しい局面に立たされています。

(当然、資金の調達含めて、コロナ禍を乗り切る計画は持ちあわせて、2020年を終える事はできていますが、余談を許さない状況ではあります)

そんな中でも、今年1年仲間と共にもがいて生み出せてきたものもありました。そして、人生にとって大事ないくつかの節目(命と向き合う経験)も訪れました。

できる限り簡潔に。だけど、いつか振り返るときに、立ち返る節目をつくりたくて。自分自身の為に、筆を取りました。

【写真でみる1年】

ざっとですが、2020年僕の中で記しておきたい記録たちを集めました。

それぞれ細かくは説明しませんが、以下に記す出来事たちと深くリンクすることばかり。

こうして1枚のボードに写真を並べてみるのいいなあと、改めて。

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【僕に訪れたいくつかの節目】

今年僕に訪れたいくつかの変化。
その中でも、多大な影響を与えているのが…

1)CRAZYの執行役員に就任した事

2)大切な祖父と祖母を亡くした事

3)子供を授かり、稟が生まれた事

仕事プライベート含めた大きな変化が、コロナ禍というカオスの中で訪れました。

「誰と生きるか」「何に時間を投じるか」の2点は、人生に大きな影響を与える要素だからこそ、僕の人生は大きく変化したといえると思います。

※各出来事にリンクする記事を上に貼りました、ぜひ読んでみてください!

1)CRAZYの執行役員に就任した事
激動の1年に、経営陣のひとりとしてCRAZY全体の運営に関われたのは大きな経験でした。

チームの皆の奮闘に支えられ、時にお客様に救われながら、IWAI事業で目指していた結果を残す事ができたものの、特に新規事業については前提が変化し続ける中で、推進しきれなかったと反省が残ります。

とはいえ、挑戦したから見えたことばかりですので、一周してポジティブに受け入れています。

自身の得意と不得意もよく理解できた1年でした。

「強みにフォーカスして結果出せよ」といってくれる仲間達がいるので、今年はより一層強みを発揮しながら、荒波を乗り越える為に力を発揮していきたいです。

コロナ第三波の影響を踏まえて、少なくとも夏までは余談を許さない状況が続きますので、緊張感を持ちながらも、どっしりと構えて。

お客様に安心して当日を迎えていただけるよう、より一層WITHコロナの時代の中で求められる結婚式の在り方を、追求していきます。

2)大切な祖父と祖母を亡くした事
「家族や仲間を大切に、世界の平和に貢献する男になってほしい」
「価値とは何かを知り、価値を生み出す男になってほしい」

などの名言を吉田にギフトしてくれ、戦争の話や戦後復興の物語を熱く語ってくれた、憧れであり尊敬していた経営者の祖父を亡くしたことは、大きな出来事でした。

その数ヶ月後に、続いて祖母を亡くし、命の有限性について考えさせられました。

でも、不思議なことに、二人はもうこの世にいないのだけど、なぜかずっとそばで見てくれている。そんな気持ちでその後の日々を生きています。

僕もいつか、人生の終わりを迎えた時に、誰かの心に存在し生きていけるような、そんな存在になりたいと思うこの頃です。

3)子供を授かり、稟が生まれた事
僕らふうふは、実は数年にわたり妊活チャレンジをしていました。

本格的に通院などし始めたのは1年弱ではあるものの、命が生まれる事の奇跡を学ばさせられた数年間でした。

(お腹に命が宿ったとわかった時、二人でボロボロと泣きました)

詳しくは上の裕美の記事にありますが、出産は本当に神事でして。

50時間を超える陣痛を超えて、稟を生んでくれた裕美には本当に頭があがりません。

そんな裕美はもちろんですが、すべてのお母さんを尊敬しました。
数値でいうと、尊敬レベルが1000倍に跳ね上がりました(もともと、相当尊敬していますが)

同時に、あれだけの壁を全ての人が超えてきてるんだから、本質的には愛されてない命はないと確信を深めました。

稟の誕生後1ヶ月が経過しますが、日々自分の感情に素直に振る舞い泣き叫びながらもすくすくと育つ彼女を見て、改めて人間の可能性について考えさせられる日々です。

お祝いのお言葉やギフトをくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

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【仲間と共に生み出せた事】

このような出来事と向き合いながらも、CRAZYの仲間はもちろん、組織の枠を超えた友人とも、新しいPJの創出に挑んだ1年でした。

少しだけ、振り返りと所感を記します。

・コロナ禍でもIWAI事業目標を達成
IWAIのGM(支配人)に就任してから2年間が経過しました。

もともと前職で営業1.5年→就活支援事業の立ち上げフェーズ参画1年ちょっと→CRAZYで人事4年間。

とキャリアを歩んできていたので、久しぶりの事業ど真ん中での挑戦。

しかも、未経験の婚礼領域で突然の支配人任命。

僕自身が、家族をつくるスタートラインとなる結婚式の事業に携わりたいと意志表明したものの、正直普通の会社ではありえない人選だと思います。

それでも、こいつに賭けてみようと思ってもらったからには、きちんと出すべき結果を出したい性分です。

また、仲間が心血注いでかけてくれた時間が間違ってなかったと証明できるひとつの結果が、事業の成果だと思っています。

だからこそ、コロナ禍で当然前提となる経営目標は修正したとはいえ、ハイレベルな目標に挑んでいたので、特に後期はどきどきしながら日々を過ごしていました。

12月の仕入れ状況踏まえて、最終的な決算を持ってきまるので、まだ確定ではありませんが(笑)本当にギリギリではありそうなのですが、数値目標も無事達成の見通しが立っています。

この環境下の中で、1組1組の結婚式や、様々な手段を通じて売上創出や経費の削減に向き合い続けてくれたチームメンバーの努力の結晶です。

この実績を大きな自信に変えた上で、2021年に向かっていきたいと思っています。

(勢いで書いてしまいましたが、決算終えてみたらギリ足りてないかもしれません。その時は、今期に目標を乗っけますごめんなさい。笑)

ちなみに、IWAIは結婚式場としての口コミサイトでもだいぶ評価が高まってきました。なんと、全国の強豪会場がひしめく「青山・表参道・渋谷エリア」では【2位】まで上昇

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※嬉しい口コミが多数寄せられています。ありがとうございます。

ちなみに東京都全体でも口コミ総合ランキングで【6位】に浮上しました。

これは創立2年以内の会場としては、大躍進みたいです。ぜひ、引き続き応援をよろしくお願い致します。(ぜひ、お気に入りしてください♡)

・使命を貫くプロダクトの開発
コロナ禍の中で、既存の婚礼が挙げる事が難しい環境に突入した中で、手を止めて状況を悲観する人は誰一人としていませんでした。

このタイミングだからこそできる事があると信じて、CRAZYの各事業部、各メンバーが命をかけてたくさんのサービスを生み出し届けてくれました。

IWAIのお祝いごはん便

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Congrats(オンラインウエディング)

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※バンビーノの藤田ご夫妻の結婚式もプロデュースさせて頂きました

IWAIオリジナルパーテーション

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IWAIレストラン(提供一時終了)

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結婚式妄想記念日

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IWAI酒(来年、本数限定でリリース予定)

すべてのプロダクトが、単なる売上創出にとどまらずCRAZYやIWAIの存在意義に紐付いたサービスになっています。

このあたりの挑戦を積み上げられた事は、昨年と比較すると大きな前進。

特に、IWAIのお祝いごはん便はリリース直後から各種メディアで取材ラッシュ。提供数も1,000食を超えました。

オンライン結婚式やパーテーションも、たくさんのお引き合いを頂きメディア掲載をされました。

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これらの取り組みは、ベースとなる婚礼でのコロナ対策の徹底を、プロデューサーチームがやりきってくれていたからこそできたことです。

土台があってこそのチャレンジではありましたが、とある結婚式では…

婚礼をオンライン中継。かつ、遠隔で参加するゲストにはIWAIのお祝いごはん便をお届けたりと、各種サービスが連携しながら、総和で価値を届けるチャレンジが繰り広げられていました。

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また、オリジナルパーテーションをみて、キャンセルを検討していたお客様から「ここまで本気でお祝いの場づくりに挑む会社の姿勢を感じて、皆さんを信じて式を挙げたいと思えた」と連絡をくださった事もありました。

まさに、仲間と総力戦でお客様に向き合い続けた1年間。そして、僕らを信じてくださったお客様がいたから、今があります。ありがとうございます。

2020年、本当にたくさんの挑戦を通じて成功も失敗も積み重ねてきたからこそ、今年取り組める挑戦の形があると信じています。

ぜひ、まだ触れてないよというサービスがありましたら、触れてみてください。(上記のサービス名のリンクより飛べます!)

・THE PLAYHOUSE(BENE-)の開業
コロナ前から検討していた、表参道(南青山)の新会場のPJ。

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オフィス移転をかねながらも、他社様とコラボでの会場創造を進めてきました。

僕自身は、事業の担当役員として携わってきましたが、コロナ禍で社会の前提が変化する中で、どの切り口でサービスを着地させるのか。

メンバーや経営陣とも日々議論を重ね、二転三転したのが正直な所ですが、ようやく方向性と具体性をともなったサービスに仕上がってきました。

今年前半、他部署の仲間とも連携しながらサービスを形にしていき、新しい結婚式の可能性を届けていきたいと思います。

・atHOMEfes:24時間TVに挑戦

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4月7日に緊急事態宣言が発令された後、僕らの生活様式は大きく変化しました。

その中で、本業のCRAZYでできることを尽くすのは前提として、会社組織の枠組みをこえて、この状況を少しでも打破することができないかとおもいたち、最も外出したかったであろうGW期間に開催したのが「atHOMEfes」です。

たった10日間の準備期間にも関わらず、20名の最強運営メンバーと共に、60名を超えるゲストの方々をお招きして開催した24時間番組は、なんと15,000名を超える方々に視聴していただくことができました(UU数です)

当然、テレビ番組のパワーは超える事できませんでしたが、これだけ多くの方に、おうち時間を楽しむひとつのキッカケをお届けしながら、未来に向かうパワーを贈ることができたのは、大きな喜びでした。

良ければ、アーカイブありますので24時間見てみてください。笑

・祝いびとの夜明け:婚礼業界の仲間との未来創造
atHOMEfesから1ヶ月を経たずして6月1日。

コロナで大打撃を受けている結婚式のこれからにむきあう6時間のオンラインイベントを開催。10名の幹事と、30名のゲストと共に1,500名の方々に業界のこれからを考える機会を作ることができました。

単発で終わらず、地道に活動をつづけ仲間とともに情報と情熱の交換を行い続けてきていますが、本当に熱い仲間に囲まれて、日々刺激と癒やしをもらいつづけています。

今年はより一層本質的で価値ある活動を展開予定です。ぜひ、業界関係の皆様引き続きよろしくお願い致します。

こちらも、6時間アーカイブあります。見てみてください。笑

・NPO法人SETの理事に再就任、組織の立て直しへ
コロナ影響をもろに受けたのは、婚礼事業を営むCRAZYだけではなく、
2011年3月(大学時代)に震災復興をキッカケに立ち上げたNPO法人SETでした。

創業10年とその未来に向けて、理事の再編を行っていたSETでしたが、
僕もCRAZYを軸足としながらも、理事としてボランティアで再度コミットすることに。

この団体は、交流事業(陸前高田市への修学旅行や、スタディツアーなど)を中心に、町づくりにも繋がる教育事業を営んでいましたが、春以降は原則すべての交流事業を中断。(直近の売上規模は、年間5,000万円程度のNPOでした)

単純な話、収入がゼロになった中で、構造改革が求められました。

その途上で、団体廃止の危機に瀕していたため、当時このようなクラファンの支援依頼もさせていただきました。

どうなるか不安を抱えながら過ごしていましたが、2011年3月以降活動を続けてきた陸前高田市での活動を中断させまいと、多くの方が力を貸してくださり500万円を超える支援をいただくことができました。

おかげさまで、危機を乗り越えて、より活動の幅を広げる未来に向けて歩みを再開することができています。

(先日も「学生地域づくり交流大賞」において最優秀賞をいただくことができました)

投資した時間は、2020年の内の5%程度でしたが、それでもこの復興のプロセスを共にできたことは大きな経験にもなりました。

いつも現地及び東京で奮闘してくれてる皆に、感謝を伝えたいです。ありがとうございます。

・新しい仲間の採用
今年3月。コロナ影響が発生する前から、CRAZYでは改めてパーパスの変更が予定される中で、この組織に人生の大切な時間を投資し続けるのか?そうではないのか。

ひとりひとりが人生に向き合い、卒業するかCRAZYに改めてジョインするのか?問いに向き合う時間がありました。

(ちなみに昨年1月には、全社員で未来に向き合い仲間を感じる沖縄3泊4日合宿もしました。カオスな組織です。笑)

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このプロセスで合計20名ほどが、CRAZYを卒業。

もともと人事として採用にフルコミットしてきた僕としては、率直に悲しい事態ではありました。

この場(CRAZY)の前提には、移り変わる社会環境や会社の状況、そして個人の人生の中で、その時々で互いのベストの人生を歩むことを優先するカルチャーがあります。

だからこそ、時間を懸けていく中で、今違う選択をする事に対して必ずしてもネガティブにはとらえず、その一人ひとりが本当に歩みたいと思う道を歩んでいるのだと、時間がたつにつれて前向きに受け入れることができました。

(とはいえ、会社全体に対してできることがあったのでは?と反省もしました…)

こんな日々を超えて、CRAZYもパーパス変更に伴い共に未来をつくる仲間集めを再開。


採用は得意分野なので、短期決戦で裏リーダー的に取り組みをPJを推進しました。

結果、4ヶ月で5名の採用が実現

新卒含めて、本当に優秀で志高い仲間に出会う事ができました。

(すべてお手製の採用イベントと、リファラルで採用しきりました。コロナ禍なので、もちろん採用費用はゼロ円です。笑)

いつも組織を前進させるのは、爆発的なエネルギー。

戦略と共に、実行をもたらすエネルギーが大切だと痛感するCRAZY入社後の6年間でした。

そう考えたときにも、新しいエネルギーをそのメンバーがCRAZYに持ってきてくれることは、今後組織を前進させる起爆剤になると信じています。

こういった環境下で、共に道を歩むことを決めてくれた仲間に感謝です。

さーて、長々書きすぎました。笑

途中振り返りながらもちょこちょこと決意表明を混ぜ込んできましたが、心が整理されるので、やはり書く行為っていいですね。笑

今年は・・・

・目の前のお客様に向き合い続ける
・仲間を信じて、自身の強みに集中し価値発揮する
・人生を楽しむための選択を日々積み重ねる

(家族との時間も、プライベートな活動も)


というシンプルな軸を掲げながら、日々を歩んでいきたいと思います。

昨年支えて頂いたすべての皆様に感謝です。
今年も、どうぞよろしくお願い致します。

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※自宅で家族写真撮影しましたが、なかなか良い表情してくれず。これがベストです。笑

頂いたサポートは、自分自身を磨くための投資や、最愛のパートナーを喜ばせる為のギフトとして、大切に使わせていただきます。